しびれまくるプレーオフ3ホールをプレイバック米ツアー初優勝の日本人最後はバーディパットをねじ込み歓喜!

世界中を飛び回り参戦を続ける小平智(撮影:藤井孝太郎)

しびれまくるプレーオフ3ホールをプレイバック米ツアー初優勝の日本人最後はバーディパットをねじ込み歓喜!

9月12日(木) 16:35

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米国男子ツアーの日本版が公式インスタグラムを更新。9月11日に35歳の誕生日を迎えた小平智を祝福し、2018年に米国男子ツアーで初優勝を飾った「RBCヘリテイジ」のプレーオフのすべてのショットを動画で振り返った。



ロングパットを決めた小平智、渾身のガッツポーズ【米国男子ツアー日本版の公式Instagramより】


初優勝を飾った「RBCヘリテイジ」では、キム・シウー(韓国)と12アンダーで並びプレーオフに突入。最初の18番ホールはお互いにパー。再び18番ホールが使用されたが、小平は2打目をグリーン奥へ外してしまう。しかし確実に寄せて再びパー。勝負は17番パー3へと持ち越された。ここで2人ともにワンオン。小平が先にロングパットを決めてバーディを奪うと、後から打ったシウーのパットが外れ、勝負に決着がついた。

小平は、高校生の時に「関東高等学校ゴルフ選手権東京大会」で3年連続優勝。大学時代には日本代表の一員として、「4カ国チーム選手権」(カナダ)、「アイゼンハワートロフィー 世界アマチュアゴルフチーム選手権」(アルゼンチン)、「アジア競技大会」(中国)などに出場。

学生日本一を決める「朝日杯争奪日本学生ゴルフ選手権」や、日本ゴルフツアー機構の下部ツアーでもプロを抑えて優勝を果たしている。その後、大学を中退し、プロに転向した。

2013年にメジャー大会「日本ゴルフツアー選手権」で初優勝。17年にはツアー最終戦まで、宮里優作と賞金王争いを繰り広げると、翌18年には米国男子ツアー「RBCヘリテイジ」で初優勝。米ツアー出場15試合目での優勝は日本人最速記録だ。

今季の小平は日本ツアーに5試合、DPワールド(欧州)ツアーに3試合、米国ツアーには1試合に参戦。日本では7月に開催された「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップゴルフトーナメント」で2位タイに入る活躍も見せている。

ファンは世界中を飛び回る小平を応援。日本ツアーでの通算8勝目、そして米国ツアーでの2勝目を飾ることを期待している。


<ゴルフ情報ALBA Net>
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