9月最初の週末、ティム・バートン監督のホラーコメディ「ビートルジュース ビートルジュース」(ワーナー)が大ヒットスタートを切り、北米映画市場は好調に推移しました。
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本作は、バートン監督の出世作となった「ビートルジュース」(1988)の35年後を描いた物語。前作に続き、マイケル・キートン、ウィノナ・ライダー、キャサリン・オハラが続投し、ジェナ・オルテガ、モニカ・ベルッチ、ウィレム・デフォーが新たに参加しました。
死後の世界で「人間怖がらせ屋」を営む推定年齢600歳のビートルジュース(キートン)は、かつて結婚を迫るも叶わず、いまは自身の霊能力を生かして、テレビ番組の司会者として活躍しているリディア(ライダー)をいまだに忘れられずにいました。幽霊を信じず、リディアの霊能力もインチキだと思っている娘のアストリッド(オルテガ)はある日、ふとしたきっかけで、ビートルジュースを呼び出してしまいます。製作費1億ドルに対し、週末3日間で興収1億1000万ドルを記録。前作の累計興収(7500万ドル)をも超える、大ヒットとなりました。
2位の「デッドプール&ウルヴァリン」(ディズニー)は、週末3日間で興収720万ドルを記録。累計興収は6億1400万ドルで、6億ドルの大台を突破しました。公開7週目の週末を終えても、北米で「ビートルジュース ビートルジュース」に次ぐ上映館数で展開されています。間もなく「アベンジャーズ」(2012/累計興収6億2300万ドル)を抜き、マーベル映画のなかで歴代5位にランクインするとみられています。
インドのSF映画「The Greatest of All Time(原題)」(Alerion)は、500館以上で上映され、9位に初登場。ビジャイ(「マスター先生が来る!」)が主演を務め、特別対テロ部隊(通称SATS)で働く人質交渉人で、捜査官で、スパイでもあるガンジーを演じました。彼はある重要な任務のために呼び戻され、自身の過去と対峙する危険な道を歩むことになります。高額な製作費4000万ドルに対し、週末3日間で興収200万ドルを記録。トップ10にランクインした作品のなかでは、「ビートルジュース ビートルジュース」に次ぐ劇場平均興入をマークしました。
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