ブレイク・ライブリーが主演し、全米でヒットを記録した「It Ends with Us(原題)」が、「ふたりで終わらせる IT ENDS WITH US」の邦題で、11月22日に公開されることがわかった。本作のテーマは、「愛する人からの暴力」。あわせて、予告編(https://youtu.be/iPzRHxksGEQ)とポスターもお披露目された。
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【フォトギャラリー】プレミアに登場したブレイク・ライブリー&夫ライアン・レイノルズ本作は、全世界発行部数約1000万部を記録し、2022年のアメリカで最も売れた恋愛小説となった、作家コリーン・フーバーによる「イット・エンズ・ウィズ・アスふたりで終わらせる」(二見書房刊)を映画化するもの。作家自身の幼少時の体験をもとに、身近に起こり得る「愛する人からの暴力」という問題を背景に、逆境や困難に直面するひとりの女性の強さと再生を描き出す。なおフーバーの著書は累計発行部数2000万部以上を誇り、同書の大ヒットを受け、23年に彼女はTIME誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。
テイラー・スウィフトの名曲「My Tears Ricochet」が流れる予告編では、理想のフラワーショップを開く夢を実現すべく、ボストンにやってきた若き女性リリー(ライブリー)が、クールでセクシーな脳神経外科医ライル(ジャスティン・バルドーニ)と情熱的な恋に落ちる。幸せで穏やかな日々を過ごすふたり。しかし、「たった15秒、それだけで、すべてが砕け散る」というテロップが表示され、リリーを大切に思うライルの愛が、次第に望まぬ形で加速するさまが切り取られている。映像は、「どんなに辛くとも、この悲しい連鎖を断ち切ってみせる」というリリーの決意で、締めくくられている。
ドラマ「ゴシップガール」シリーズや「ロスト・バケーション」のライブリーが、本作ではプロデューサーも務めた。プロモーションでは、同時期に公開された「デッドプール&ウルヴァリン」に主演する夫ライアン・レイノルズとの華麗なタッグを見せ、親しい友人であるヒュー・ジャックマンもプレミアに参加するなど、SNS上でも大きな話題を呼んだ。「ファイブ・フィート・アパート」のバルドーニが出演と監督を務めている。
ライブリーは、「私たちが歩んでいる旅路は、始まり、途中、終わりがはっきりしていないこともある、厄介なものです。強いけれど弱い。しっかりしているけれど間違いを犯す。道を見失ってまた道を見つける。そんな主人公の姿を見せることで、自分はひとりぼっちだと感じている人々の孤独感を少し軽減できたらいいなと思います」と語った。
8月9日に全米で公開されると、公開週末の興行収入が5000万ドルを突破し、初登場2位にランクイン。SNSやレビューサイトには「史上最高レベルの映画化!」「とんでもなくエモーショナルでパワフル」「激しく心を揺さぶられる」「全編を通して涙が止まらない」など。絶賛のコメントが溢れた。全米興収は1億4136万ドル、全世界興収は3億936万ドル(9月9日時点)を記録している。
「ふたりで終わらせる IT ENDS WITH US」は、11月22日に全国公開。なお9月13日から、ムビチケ前売券(オンライン/税込1600円)が販売される。
【作品情報】
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