【第1話】から読む。
前回からの続き。私はウタ。私たちの近くには義母がひとり暮らしをしているため、仕事で忙しい夫・ヨシキのかわりにと、できるだけ良い関係を築こうと思っていました。しかし、メッセージの「誤爆」から義母が私のことを良く思っていないとわかります。しかもその内容は、身に覚えのないことばかり。ヨシキによると、同じようなメッセージはもっと前から送られてきていたのだとか。ショックを受けつつも、私は義母とヨシキのやりとりを見せてもらうことにしました。
渋々と差し出されたスマホ。私はおそるおそる画面を見ました。すると……義母の悪口とともに、それを肯定するようなヨシキのコメントが。ヨシキがあれだけ渋っていた理由がよくわかりました。ヨシキは義母に同調して私の悪口を言っていたのです。
ヨシキはずっとうつむいています。義母の嘘だとわかっていたのなら、否定することもできたはず。ヨシキがどう弁解しても、義母と一緒に私の悪口大会をしていたことには変わりありません。これまで、忙しいヨシキにかわって懸命に義母の手伝いをしていたことはなんだったのでしょう。
義母とヨシキのやりとりを見て、私は大きなショックを受けました。義母が嘘の悪口を重ねていただけでなく、ヨシキもその悪口に同調するようなことばかり言っていたのです。
もしヨシキが少しでも、「ウタはそんなことしないよ」「本当かどうかウタにも聞いてみる」など言ってくれていたら、私もここまで怒ることはなかったでしょう。
ヨシキを問い詰めてもしどろもどろな返答ばかり。ウンザリした私は、3人で話をすることにしました。ハッキリ話をつけたいと思っています。
【第4話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ脚本・motte作画・吉田ぱんだ編集・みやび
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