黒島結菜、制服姿は「最後かもしれない」死刑囚を演じた「夏目アラタの結婚」公開初日舞台挨拶

(左から)黒島結菜、柳楽優弥

黒島結菜、制服姿は「最後かもしれない」死刑囚を演じた「夏目アラタの結婚」公開初日舞台挨拶

9月6日(金) 19:45

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乃木坂太郎氏の同名ベストセラーコミックを実写映画化した「夏目アラタの結婚」の初日舞台挨拶が9月6日、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演を務める柳楽優弥、ヒロイン役の黒島結菜、共演する中川大志、丸山礼、市村正親、堤幸彦監督が出席した。

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連続バラバラ殺人事件の被害者の子どもに、まだ発見されていない被害者の首を探してほしいと頼まれた児童相談所職員の夏目アラタ(柳楽)は、情報を引き出すため、事件の犯人で、逮捕時にピエロのメイクをしていたことから「品川ピエロ」の異名で知られる死刑囚・品川真珠(黒島)に獄中結婚を申し出る。危険な駆け引きの行方はーー。

柳楽は「原作のファンも多いですし、予告編を見て楽しみにしているよと言ってくれる方も多かった。映画が公開され、いい反響が広がっていけば」と作品の飛躍に期待を寄せた。一方、死刑囚という難役に挑んだ黒島は「予告編で歯を見せてケタケタ笑っている姿を見ていた方は、結末に驚いたと思う」と上映後の観客に語りかけた。

その黒島は劇中の出廷シーンで、さまざまなパターンの衣装を披露しており、「恥ずかしいんですけど、意外と制服姿も大丈夫なんだと(笑)。うれしいような、もっと大人にならなければと思ったり」と苦笑い。「制服姿はこれが最後かもしれない」と話していた。

また、本作で映画デビューを飾った丸山は、人生初の初日舞台挨拶にハイテンション。市村にネタ振りされる形で、十八番である「ロバート」秋山竜次のモノマネを披露する場面もあった。アラタが勤める児童相談所の先輩で、真珠に心酔する桃山香という役どころで、黒島と対峙するシーンもあり「黒島さんは同い年(27歳)ということでライバル視していたが(笑)、いざ目の前でお会いすると怖かったですし、精神をえぐられた」と緊迫の共演を振り返っていた。

丸山の熱演について、柳楽は「丸山さんのシーン、大好きですね。嫉妬心だったり、結構難しいと思うんですが、絶妙に感情表現されていると感じた」と太鼓判を押していた。

【作品情報】
夏目アラタの結婚

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