伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第23週「始めは処女の如く、後は脱兎の如し?」(第111回)が2日に放送され、弁護士の雲野(塚地武雅)がおにぎりを片手に語った一言に対して、ネット上には「裸の大将オマージュ」「まさかの山下清」といった反響が寄せられた。
【写真】明日の『虎に翼』場面カット百合(余貴美子)の“物忘れ”も深刻になっていく
直明(三山凌輝)と玲美(菊池和澄)の間に子どもが産まれ、ますますにぎやかになった猪爪家。星家では寅子(伊藤)や航一(岡田将生)が百合(余貴美子)の様子がおかしいことに気付く。
昭和34年11月。「原爆裁判」は約4年間、27回にも及ぶ準備手続を終える。いよいよはじまる口頭弁論に向け、弁護士の雲野は轟(戸塚純貴)やよね(土居志央梨)を相手に、改めて裁判の意気込みについて熱く語っている。
するとそこへ、梅子(平岩紙)がおにぎりを載せた大皿を持って姿を見せる。「先生、召し上がっていきませんか?」という梅子の呼びかけに、雲野は「お〜梅子さん、いっつもありがとう」と応じて「いや〜私はおにぎりが大好きなんだ」と笑顔を見せる。そしておにぎりを手に取ると、そのまま突然倒れてしまうのだった…。
その直後のシーンで、雲野がそのまま帰らぬ人となったことが明かされると、ネット上には「え…雲野先生…急すぎる」「志半ばで…」「無念だろうな…」などの声が続出。その一方で「私はおにぎりが大好き」という雲野の“最期の一言”から塚地がかつてドラマ『裸の大将』で山下清を演じていたことを思い出す視聴者も多く「そういえば塚地さん、裸の大将でしたね」「裸の大将オマージュ」「まさかの山下清で最期を迎えるとは…」といったコメントも集まっていた。
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