9月1日(日) 12:00
<FM選手権3日目◇1日◇TPCボストン(はマサチューセッツ州)◇6598ヤード・パー72>
首位との6打差を追いかけた畑岡奈紗はもどかしいムービングデーを過ごした。「たくさんチャンスがあったなかで、グリーン上であと一筋がなかなか決まらなかった」。中継局・WOWOWのインタビューでこう振り返り、2バーディ・1ボギー「71」というスコアを嘆いた。
実測482ヤードと距離が短い2番パー5でバーディを先行させた。だが、8番パー3をボギーとして折り返すと、後半でスコアが動いたの16番パー3のバーディのみ。12回のフェアウェイキープに加え、パーオンはこの3日間で最も高い15回。高精度のショットでチャンスを量産したが、最後が決め切れなかった。
「タッチは2つほどショートしたけれど、それ以外はいいスピードで打てていた。ホントあと一筋でしたね」。パット数は33とフラストレーションは溜まったが、「ショットはそれなりにいいところに付けられていると思うので、パッティングが決まれば」と前を向き、最終日は6打差のトータル5アンダー・10位タイから首位を追いかける。
グリーン上で肩を落とした一方で、「初日ほどいい感覚ではないけれど、きのうよりはフェアウェイにも運ぶことができていた。もう少し自信を持ってできれば」と見据えるショットメーカー。ラストピースがハマれば、好スコアが出る雰囲気もある。「あしたはビッグスコアを出して優勝できるように頑張りたい」。2年ぶりの通算7勝目に照準を合わせた。