『24時間テレビ』チャリティーマラソン、100㎞“超”完走ランナーたちとそのワケ最長はなんと600㎞!?

(左から)北斗晶、みやぞん クランクイン!

『24時間テレビ』チャリティーマラソン、100㎞“超”完走ランナーたちとそのワケ最長はなんと600㎞!?

8月31日(土) 7:00

毎年、夏に放送されているチャリティ番組『24時間テレビ』(日本テレビ系)。番組で恒例となっているのが、チャリティーマラソンだ。毎年異なるタレントが登場し能力に合わせた距離を走るもので、賛否両論あるものの、見どころの1つとなっている。24時間かけて“100㎞”を走るイメージが強いが、歴代奏者の中には100㎞を超える距離を見事に完走した人が。今回はそんな『24時間テレビ』のマラソンランナーから100km以上を走りきった人物とエピソードを紹介したい。

【写真】100㎞超えの距離を完走した『24時間テレビ』ランナーたち

■間寛平

チャリティーマラソンの元祖は、お笑いタレントの間寛平だった。寛平はマラソンを得意としており、ホノルルマラソンを3時間13分で完走。また、アテネからスパルタ間、246kmを36時間以内に走らなければいけない「世界一過酷なマラソン」スパルタスロンを3度完走している。

そんな長距離マラソンのエキスパートである寛平が1992年、第1回のチャリティーマラソンを走った。200kmでゴールの予定だったが、走行経路が公表されたため沿道に一般人が殺到し、153kmを走ったところで途中棄権という形で打ち切られた。チャリティーマラソンを棄権したケースは、この回のみとなっている。

翌年、走行経路非公開で200kmのチャリティーマラソンに挑み、見事に完走。感動のゴールとなった。第3回は当時「聞いてないよ」のギャグでブレークしたダチョウ倶楽部が挑戦し、寛平はお役御免となったかと思われた。

ところが1995年、神戸から日本武道館までの600kmを走るという番組史上最大距離の超過酷なマラソンに挑戦。寛平はこの年発生した阪神震災で自宅を失っており、「被災者のみんなに勇気を与えたい」という気持ちで走ったそう。1週間かけて600kmを完走し、視聴者を感動させた。

■佐々木健介・北斗晶ファミリー

2012年のチャリティーマラソンに挑戦したのはプロレスラーの佐々木健介・北斗晶一家。家族4人がリレー形式で120kmを走り「視聴者に絆を届ける」というものだった。

記者発表では北斗が「スポーツ家族に見えてマラソンに不向きな家族なので、最初はドッキリかと思った」「一番体力面で気をつけないといけないのが私で、先生から『10kgは落とせ』と言われています。子どもの力を借りながら頑張りたい」と意気込んだ。

挑戦では最初の500mを一家4人で走り、佐々木健介が61.6km、長男が6km、次男が3kmを走る。最後に北斗が47.9kmを走り、最後は再び家族4人が集結。120kmを完走した。

北斗は2022年、レギュラー出演中の『5時に夢中』(TOKYOMX)でチャリティーマラソンを回想。「私が炎天下を走り始めた時に、気が付いたら自転車の人が一緒にずっといるわけよ。ずっと同じ方向なのよ。誰だろうと思ってスタッフさんに『あの方たち誰なんですかね』と聞いたら『2ちゃんねるの方です』と。ごまかしてないか、ついて来てるって言って、凄い嫌な感じがした。見張られてるみたいで」と告白。

続けて「でも、考えたらその人たちがいるからごまかしてないのも伝わる。それと、最後の方止まっちゃうと足が前に出なくなる。信号でもし赤になってしまったらその場でストレッチをする。その時、あまりの辛さで泣いてたの。そしたら2ちゃんねるの人と目が合った瞬間に、『あともうちょっとだから頑張れ~!』って。この人たちいい人だ!ってなった。応援してくれて。ずっと一緒に走ってたから仲間意識が出てくるのよ。自転車こぐのだって大変じゃん」と当時を振り返っていた。

「あれ?もう1周?」驚きの長距離に挑戦した芸人


■みやぞん

2018年のチャリティーマラソンを走ったのは元ANZEN漫才のみやぞん。史上初のトライアスロン形式で161.95kmに挑戦した。

みやぞんは山梨県内の湖を1.55km泳ぐと、都内に移動し自転車で60.4km走行。最後に100kmを走破し、見事にゴールした。

この挑戦ではトラブルも浮き彫りに。みやぞんが自転車で日本武道館に設定されたゴール地点にたどり着くと、「あと1周!あと1周!」というスタッフと見られる声がマイクに入り、みやぞんは武道館に設定されたコースをもう1周走らされてしまった。この措置には、ゴールを祝福していたいとうあさこが「なにこれ」と驚き、実況していた蛯原哲アナウンサーも「もう1周ですか?」とびっくり。結局同アナが「ウイニングランをするということです」と説明し、みやぞんは余計にトラックを1周させられることになった。

番組は「集計ミスがあった」と説明したが、ネット上では、武道館内のステージで爆風スランプのサンプラザ中野くんがみやぞんに向けてヒット曲「Runner」を熱唱しており、その曲がまだ終わっていなかったことから、「曲に合わせて走る姿が撮りたいがために、スタッフが無理をさせたのではないか」という疑念が生まれた。

結局みやぞんが笑顔で「なんとか大丈夫です」と対応したため炎上には至らなかったが、「演出」と見られるシーンがあったことについては、批判的な声も上がっていた。

ここで紹介した3組の他にも、100km越えのマラソンに挑戦した人が。第22回のにしきのあきらは110㎞、翌年のトミーズ雅は150㎞を完走。26回の山田花子は110㎞、31回のエド・はるみは山田を目標とすると話し113㎞を走った。37回にはTOKIOのリーダー・城嶋茂がジャニーズ最長となる101㎞を走り、39回の林家たい平は桂歌丸の本名である椎名巌(しいな・いわお)にちなみ「いわおゴー=100.5」㎞を完走した。そして昨年放送の46回では、ヒロミが102.3㎞を完走。こちらは“おじさん”にちなんだゴロ合わせだった。

引用:「ヒロミ」インスタグラム(@hiromi515_official)
「林家たい平」インスタグラム(@hayashiyataihei.official)
「エド・はるみ」ブログ
「山田花子」ブログ

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