草なぎ剛がシェイクスピアの名作『ヴェニスの商人』に挑む!12月より上演決定

舞台『ヴェニスの商人』キービジュアル

草なぎ剛がシェイクスピアの名作『ヴェニスの商人』に挑む!12月より上演決定

8月28日(水) 4:00

草なぎ剛が主演する舞台『ヴェニスの商人』が、12月6日より2025年1月10日まで、東京・日本青年館ホール、京都・京都劇場、愛知・御園座にて上演されることが決定。併せて、ビジュアルが解禁された。

【写真】主演・草なぎ剛「気負わず、新鮮な気持ちで、この作品、この役に挑みたい」

演劇史の巨人、ウィリアム・シェイクスピア。時代を超えて愛され続ける数々の名作を世に残しているが、中でも『ヴェニスの商人』は深い人物描写と痛快な展開で圧倒的な人気を誇る最高傑作のひとつだ。

演出を手掛けるのは、第21回読売演劇大賞・最優秀演出家賞に輝き、現代演劇界で最も実力のある演出家の一人である森新太郎。古典の常識を覆す新しいアプローチで、歴史ある名作を現代のエンターテインメントに生まれ変わらせる。

シェイクスピア作品初挑戦となる主演の草なぎ剛は、稀代の悪役・シャイロックを演じる。

草なぎは「今回、初めてシェイクスピアの作品に出演させていただきます。『シャイロック』は今まで舞台で演じたことのないような役なので、すごく緊張しています。でも、演出の森新太郎さんをはじめ、共演者も初めての方が多いので、気負わず、新鮮な気持ちで、この作品、この役に挑みたいと思っています」とコメントした。

ビジュアルは、黒と赤のコントラストが印象的で、憂色をおびた顔の草なぎがシャイロックの怒りや悲しみを表現している。

舞台『ヴェニスの商人』は、東京・日本青年館ホールにて12月6~22日、京都・京都劇場にて12月26~29日、愛知・御園座にて2025年1月6~10日上演。

草なぎ、演出の森のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>


■シャイロック役:草なぎ剛

今回、初めてシェイクスピアの作品に出演させていただきます。『シャイロック』は今まで舞台で演じたことのないような役なので、すごく緊張しています。でも、演出の森新太郎さんをはじめ、共演者も初めての方が多いので、気負わず、新鮮な気持ちで、この作品、この役に挑みたいと思っています。そして、僕自身も思いっきり、楽しみたいと思います!

■演出:森新太郎

シェイクスピアがこの作品を発表した当時、ロンドンの観客にとってヴェニスはまさに憧れの地でした。海洋貿易によって経済的繁栄の絶頂にあった、活気あふれる、美しき水の都。ロマンティックな恋愛喜劇が繰り広げられるのに、これほどふさわしい場所はありませんでした。しかし、物語は実にメランコリックな台詞から始まります。「まったく、どうしてこう気が滅入るのかな……。」この息苦しさの正体は何なのか、美しき水の都にはどんな“腐臭”が漂っているのか、演出家としてまずはそこを掘り下げていけたらと思っています。今の時代に重なる『ヴェニスの商人』になれば良いのですが。この一大事業に、力のある俳優陣が揃いました。特に草なぎさんがシャイロックを演じられるのは、私にとっても事件でしかありません。シェイクスピア劇の新たな地平へ一歩踏み込めるのではないかと、心臓がバンバン高鳴っております。

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