上白石萌音、映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』で初の悪役!青のおかっぱ髪が目を引くキャラビジュ到着

映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』より謎の駄菓子屋「たたりめ堂」店主・よどみ(上白石萌音) (C)2024映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」製作委員会

上白石萌音、映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』で初の悪役!青のおかっぱ髪が目を引くキャラビジュ到着

8月28日(水) 5:00

天海祐希が主演する映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(12月13日公開)より、新キャストとして上白石萌音の出演が発表された。天海演じる紅子と敵対する謎の駄菓子屋「たたりめ堂」店主・よどみ役を演じる。

【写真】上白石萌音が銭天堂店主の紅子をライバル視している少女・よどみに不穏な展開を感じる場面写真

「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ(偕成社刊)は、廣嶋玲子・作、jyajya・絵による児童小説。老若男女、幸運な人だけが辿り着ける、不思議な駄菓子屋“銭天堂”を舞台に、願いが叶う「ふしぎ駄菓子」を買った人々の顛末が描かれる。

2013年に小説刊行がはじまると、子供たちのあいだで瞬く間に人気を博し、現在も継続刊行中。今年4月からはシリーズ新章もスタート。2020年からはテレビアニメ化・アニメ映画化、2022年には第3回「小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」第1位を獲得。2023年には舞台化、任天堂Switchでのゲームソフト化、さらには2022年から継続中の西武園ゆうえんちとコラボ。その勢いは世界へも広がり、アジア諸国を皮切りに翻訳出版され、累計発行部数850万部を突破している。

幸運なお客様しか訪れることができない“銭天堂”に売られているのは、どんな願いでもかなえることのできる「ふしぎ駄菓子」たち。そんな銭天堂で店主を務めるのは、色とりどりのガラス玉のかんざしで結いあげた真っ白い髪に、真っ赤な口紅と古銭柄の赤紫色の着物を着た、紅子(べにこ)。彼女は、福引用の抽選器をまわして出た硬貨1枚と引き換えに、悩みを持つお客様が望むお菓子を売っている、年齢不詳の怪しい女店主だ。

そんな駄菓子屋の店主・紅子を演じるのは、天海祐希。そしてメガホンをとるのは、『リング』や『スマホを落としただけなのに』シリーズを手掛けた中田秀夫監督。脚本を務めるのは、『聲の形』や『映画すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』など幅広いジャンルで活躍する吉田玲子。

新米教師役・等々力小太郎役の大橋和也(なにわ男子)、小太郎の大学時代の後輩で、ファッション雑誌の編集者・相田陽子役の伊原六花につづき、物語にダークなスパイスを添える新たなキャストとして上白石萌音の出演が発表された。

上白石が今作で演じるのは自身初となる“悪役”。原作でも人気の高いキャラクターで、天海演じる銭天堂の店主・紅子をライバル視する、謎の駄菓子屋「たたりめ堂」店主・よどみを演じる。

よどみは、相手の心の隙につけこみ、良からぬことを企んで人々を惑わせるダークな役どころ。「人々の悪意」を集めて作った駄菓子を、自身の店「たたりめ堂」で売り、客から悪意を吸い取りエネルギーにしている少女で、真っ赤な彼岸花が描かれた黒い着物に、濃い青色のおかっぱ頭という奇抜なビジュアルのキャラクターを、上白石が怪演する。

見た目が少女である一方、中身は大人びている邪悪な存在のよどみ役を演じるにあたり、上白石は「お話をいただいた時はまさかと驚きましたが、原作とよどみへの愛がどんどん膨らみ、とてもわくわくしました。こだわり抜かれたヘアメイクとお衣裳に本当に力をもらいました。おかげさまで演じるのが楽しかったです!どんな世代の方にも楽しんでいただける作品です!たたりめ堂でお待ちしています」とコメントを寄せ、新たなチャレンジへの意気込みを見せた。

また、キャスティングをした今安プロデューサーは「これまで見たことのない上白石萌音さんを見たい、そして天海さんが演じる紅子との掛け合いを是非見たい、そんな想いからオファーさせていただきました。上白石さんのイメージとはかけ離れた役どころでしたが、本読みの第一声から声色も仕草もダークなよどみそのもので引き込まれました。上白石さんの持ち前の可憐さと純真さが相まって愛すべきキャラクターとしてスクリーンに存在してくれています」と話し絶賛している。

また、よどみワールド全開なダークなビジュアルが到着。揺らめく悪意に包まれた「たたりめ堂」の暖簾の前で、怪しげな駄菓子を差し出すよどみ。客の悪意を物欲しそうな、邪気に満ちた表情でこちらを見つめる。よどみの“良からぬ企み”が、訪れる客を不幸の道へと誘うかのような、ゾクッとダークなキャラクタービジュアルに仕上がっている。

さらに、場面写真も解禁。よどみが商う「たたりめ堂」は、「人々の悪意」を材料に作った駄菓子を扱う謎の駄菓子屋。「銭天堂」とは正反対な、薄暗く憂いのある店内で、紅子とよどみがにらみを利かせ合う貴重なシーンが解禁された。

よどみの手には、何やら禍禍しい黒い玉が…。紅子はなぜ、「たたりめ堂」に出向いたのか。「たたりめ堂」に訪れるのは紅子だけではない。坊主頭の小学生がひとり来店。思いつめた表情の少年とは相反し、不敵な笑みを浮かべるよどみは、どうやら駄菓子を勧めている様子。なにやら不穏な展開を感じる写真となっている。

少年が「たたりめ堂」を訪ねた理由とは?そして、どんな運命が待っているのか…?本作が放つ“闇”の一面にも期待が高まる。

映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』は、12月13日より全国公開。

上白石、プロデューサーのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>


■上白石萌音

たたりめ堂の店主、よどみを演じさせていただきます。

お話をいただいた時はまさかと驚きましたが、原作とよどみへの愛がどんどん膨らみ、とてもわくわくしました。監督はじめスタッフ・キャストの皆さんにたくさんヒントをいただき、また、こだわり抜かれたヘアメイクとお衣裳に本当に力をもらいました。おかげさまで演じるのが楽しかったです!

そして天海さんとご一緒することを密かにずっと目標にしていたので、とても嬉しかったです。困っているとそっと手を差し伸べてくださる、その視野の広さと思慮深さに感動してばかりで、ますます憧れが深まりました。どんな世代の方にも楽しんでいただける作品です!たたりめ堂でお待ちしています。

■今安玲子プロデューサー

よどみは人の悪意が大好きで紅子と敵対する役どころです。これまで見たことのない上白石萌音さんを見たい、そして天海さんが演じる紅子との掛け合いを是非見たい、そんな想いからオファーさせていただきました。

上白石さんのイメージとはかけ離れた役どころでしたが、本読みの第一声から声色も仕草もダークなよどみそのもので引き込まれました。上白石さんの持ち前の可憐さと純真さが相まって愛すべきキャラクターとしてスクリーンに存在してくれています。青髪を揺らし草履をひっかけてぺたぺたと子供のように歩く姿、人の悪意が膨らむのを見て高笑いする姿、どれも見たことの無い上白石さんに魅了されること間違い無しです!

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