「象徴天皇制も根底から揺るがす」悠仁さま東大推薦入学への反対署名が1万2千筆超え…“特別扱い”への強まる逆風

8月中旬、ご友人たちとお話しされた直後は、輝くような笑顔をお見せになった悠仁さま

「象徴天皇制も根底から揺るがす」悠仁さま東大推薦入学への反対署名が1万2千筆超え…“特別扱い”への強まる逆風

8月27日(火) 6:00

東京都内にある筑波大学附属高等学校の校門から出てきた3人の男子生徒たち。そのなかのお一人が、秋篠宮家の長男・悠仁さまだった。

“表情に乏しい”などとSNSに声が上がることもある悠仁さまだが、ご友人たちには、いきいきとした笑顔を見せながら、積極的に話しかけられていたのが印象的だった。

だが交差点でご友人たちと別れて、付近で待機している送迎車に向かって歩きだすと、みるみるうちに笑みが消え、物憂げなご表情に……。

本誌が、悠仁さまのご様子をお見かけしたのは8月中旬のこと。実はこのとき、悠仁さまはあるお悩みを抱えていらしたのだ。

「8月25日、秋篠宮さまと紀子さまは京都を訪問し、『第27回国際昆虫学会議』の開会式に臨席されました。世界中から昆虫学者が集い、4年に1度開催されることから、“昆虫学者のオリンピック”とも呼ばれており、日本で開催されるのは44年ぶりです。

しかしこの会議が日本で注目されることになったのは、会議の重要性もさることながら、悠仁さまと共同研究者たちの研究成果が26日に“ポスター発表”という形式で発表されるためでした。宮内庁内では『秋篠宮ご夫妻も京都で1泊されて、翌日の悠仁さまの晴れ舞台をご覧になるのではないか』という見方もあったのです」(皇室担当記者)

だが結局、秋篠宮ご夫妻と悠仁さまは、その日のうちに帰京された。

「悠仁さまは主催者側の招待を受けて私的に参加されました。しかし開会式では、秋篠宮ご夫妻とは同席されず、会場の客席に座られたのです。開会式後、悠仁さまは秋篠宮ご夫妻とともに、ポスターの展示会場に足を運ばれ、ドイツの研究者からトンボのはねについての説明を受けられたりしました。

しかし、こうした形に落ち着くまでには、紆余曲折があったようです。宮内記者会も事前に悠仁さまの学会へのお出ましについて確認しようとしたのですが、皇嗣職も言葉を濁すばかりだったのです。悠仁さまの開会式へのお出ましを皇嗣職がようやく認めたのは、わずか3日前のことでした」(前出・皇室担当記者)

■編集部に送られてきた分厚い封筒の中には……

高校3年生で世界的な学会にご参加という快挙でありながら、皇嗣職が悠仁さまの京都ご訪問の有無すら明かそうとしなかった背景について、前出の皇室担当記者はこう続ける。

「たとえば8月8日発売の『週刊新潮』が、《「余裕の地方ご公務」「国際学会デビュー」夏休み“大人のお膳立て”で整った悠仁さま「東大合格」》というタイトルの記事を掲載しています。昨年11月の共同執筆による初めての学術論文発表について、東京大学の『学校推薦型選抜』のための実績作りではないか、という声が上がるようにもなりました。

そうした声は、今回の国際的な学会へのご参加や、ご両親も臨席されることなどが判明したことでより強まったのです。

国際昆虫学会議の組織委員会の委員長を務めているのは、玉川大学学術研究所所長の小野正人教授で、秋篠宮さまとは古くから交流があります。また、今年4月に悠仁さまが玉川大学の研究施設を見学された際には、ご案内役を務めています。そういったことからも、“東大ご入学へのシナリオができあがっているのでは”という疑問を抱いている人がいるのでしょう。

宮内庁内にも、『悠仁さまの大学ご進学のために、秋篠宮さまと紀子さまは、そこまでゴリ押しされるのか』と嘆息する職員がいます。皇嗣職も批判が強まることを恐れて、公表を渋っていたのでしょうか……」

そんななか本誌編集部に分厚い封筒が郵送されてきたのは、8月中旬のことだった。中には《悠仁様が東大の推薦入試を悪用し、将来の天皇として「特別扱い」で入学されることは、象徴天皇制を根底から揺るがすこととなるため反対します》という見出しの、署名を求める運動についての日本語と英文による概要が入っていた。

提携校制度を利用した筑波大学附属高校ご入学への疑問、悠仁さまが共同発表した論文の不備な点への指摘などが記載されており、“不正な手段を用いて東京大学に合格すれば、天皇として国民の尊敬と思慕の念を得ることはできない”といった厳しい論調で締めくくられているのだ。

署名活動は8月10日からインターネット上で展開されており、本誌が確認したところ、8月24日時点で1万2千筆を超える署名が集まっていた。

「署名を求める文書には中傷ともいえる表現や、事実関係が確認されていない文章もあり、プラットフォームの主宰者から、ガイドライン違反として一部修正・削除を求められていたようです。そのためか2週間ほどで署名活動も終了しています」(前出・皇室担当記者)

宮内庁総務課報道室にオンライン署名活動について把握しているかについて質問をしたところ、《個別の署名活動についてコメントすることは差し控えさせていただきます》との回答があった。

だが、静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんはこう語る。

「東大推薦入試に反対する署名活動が始まっていたことについては、“ここまで来てしまったのか”というのが率直な感想です。

将来の天皇として高い学歴は必ずしも求められていないにもかかわらず、悠仁さまは特別入園制度によりお茶の水女子大学附属幼稚園へご入園し、さらに提携校進学制度により筑波大学附属高等学校へ入学されました。

国民から見て公平とは思えない制度を用いて、高学歴を求めているように捉えられる状況がこれ以上続けば、皇族としての特権を濫用しているとみなされてしまい、将来の天皇が持つべき“徳”の存在が疑われてしまう事態にもなりかねません」

実は大学ご進学にまつわる逆風を、いちばん強く感じておられるのが悠仁さまご自身だという。

「これまで紀子さまが敷かれたレールの上を歩まれてきた悠仁さまですが、来月には18歳の誕生日を迎え、成年皇族となられます。近ごろは、ご自分に注がれている周囲からの“微妙な視線”をお感じになっているようなのです。

特に国際昆虫学会議に対しては悩まれていたようです。幼いころからコツコツと採集や観察を続けてきたトンボ研究の論文が、“ご両親のお力によって、特別扱いされたもの”と世間から思われてしまうことは耐えがたかったのではないでしょうか」(宮内庁関係者)

本誌が目撃した、いきいきとした笑顔から、ご帰宅を厭うような物憂げなご表情への変化。あくまでも高学歴を願う紀子さまへ、悠仁さまは違和感を抱かれているのだろうか。

■地方で目撃された“母子の軋み”

秋篠宮ご夫妻と悠仁さまは、7月31日から岐阜県で「全国高等学校総合文化祭」の開会式などに臨席されたが、現場でも周囲が驚くシーンが目撃されていた。

「2日目の8月1日、ご一家は岐阜県立美術館を訪れられ、高校生による絵画や陶芸作品を鑑賞されました。

陶芸作品をご覧になっていたとき、悠仁さまが紀子さまの脚を押され、紀子さまが慌てたご様子で場所を譲られたのです。悠仁さまがそのとき何と言われたのかは不明ですが、紀子さまのお顔がとても驚いたご表情だったことが印象的でした。

ご公務は1泊2日でしたが、紀子さまは悠仁さまを席に誘導されたりと、こまかくお世話されていました。それが悠仁さまにとっては干渉と感じられ、ストレスになっていたのかもしれません」(前出・皇室担当記者)

大学受験に向けて募る憂慮が、さらに母と子の間に軋みを生じさせるのか――。

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