「学校は無駄な出費ばかりだ」倹約家の夫、娘を学校に行かせないと宣言→行き過ぎた節約が招いた結果

「学校は無駄な出費ばかりだ」倹約家の夫、娘を学校に行かせないと宣言→行き過ぎた節約が招いた結果

8月27日(火) 12:00

もうすぐ小学生になる娘は、好奇心旺盛でお勉強にも興味津々! わからないことは本やタブレットで調べてどんどん吸収しています。夫も将来を期待していて、毎日娘に勉強を教えていました。そうは言っても、夫は倹約家。塾に入れたり通信教材を買ったりはしません。ワークブックは買わずに夫の手作り。それさえも夫が職場で不要になった紙を持ち帰り、裏紙を使って作っています。まわりからは子煩悩で無駄遣いをしない素敵な夫と言われていますが、実際にはそんなに良いものではなく、行き過ぎた行動がチラホラーー。
コスパ命の夫
服はフリマ以外で購入してはいけない、電気がもったいないから22時には家全体を消灯、子どもに習い事はさせない、勉強は夫が教える……これらは夫の倹約令です。

買い物をするときもコスパ重視は当たり前で、娘がかわいいキャラクターの鉛筆が欲しいというと、コスパが悪いと怒ります。おかげで娘の持ち物は、幼児とは思えないほど質素です。

しかしわが家はそこまでお金に困っているわけではありません。実際に夫はこっそりスマホを最新機種にしたり、季節ごとに新しい洋服を買い足したりと、プチ贅沢をしているのを知っています。

だから、私もこっそり娘と2人でお出掛けをして買い物をしています。
ランドセルが無駄遣い!?
ある週末、私は娘と出掛ける約束をしていました。目的は、春から使うランドセルを買うこと。このときばかりは娘が気に入ったものを買うと決めています。

すると夫は、私が無駄遣いをすると思ったのか、一緒に行くと言い出しました。ランドセルだけは夫に口を出されたくなかったのですが、仕方がありません。夫と一緒にデパートの特設売り場に向かいました。

目の前には色とりどりのランドセルが並んでいます。娘が目を輝かせながらランドセルに手を伸ばそうとすると、夫は不機嫌そうに口を開きました。

「ランドセルなんて買わないぞ。学校なんて必要ない。うちはホームスクールにするって決めているんだ!」

小学校は義務教育であり日本にはホームスクールの制度はないと言っても、夫は聞きません。学校をずっと欠席して家で勉強をすればいいだけだと反論してきます。

理由を聞くと、ランドセル代だけではなく体操着代や給食費、修学旅行の費用さえも無駄だと言うのです。

このまま公衆の面前で言い合いをするわけにもいかないので、私はとにかくその場から去ろうと、娘の手を引いて歩き出しました。夫はそんな様子に気付かず「無駄遣いを阻止できてよかった」と笑っています。
娘の本音
夫から離れたことを確認した私は、娘に「ランドセル、今度は2人だけで買いに来ようね」と言いました。すると娘は安心した顔を見せました。

小学校に行きたいという娘。よくよく話を聞くと、夫の丸付けはいつもミスだらけで、教わったことも間違いばかりなのだそう。それなのにドヤ顔で教えてくるので、付き合いきれないと言います。

さらに娘は、家族に過度な節約を強いるわりには自分だけ欲しいもの好きに買っていることにも気付いていたらしく、そんなパパはいらないとバッサリ!

今まで娘からパパを取り上げるのは……と躊躇していましたが、娘の気持ちがわかれば行動あるのみ。私は、早速その夜夫に離婚を切り出しました。

すると夫からは「そうだよな。ひとり親のほうが国からお金がもらえるからお得だな!」という返事が……。節約のための離婚だと勘違いしたのか、スラスラと必要書類にサインをしてくれました。

最後までお金のことしか考えていない夫には、本当にガッカリです。
夫の隠し事とは…
その後、私は離婚届を提出。娘とランドセルを買いに出掛け、ついでに入学に必要なものを一式買いそろえてきました。

リビングでゴロゴロしていた夫は、私が抱えている大荷物を見て、案の定激怒しましたが「もうあなたの子じゃないので、ご心配なく!」と言い、買い物に行くついでに離婚届を提出したことを報告しました。親権者はもちろん私です。

それを聞いて夫は大騒ぎ! 親権を取り返し、私から養育費を取ると息巻いています。

しかしタイミングよく夫のスマホにかかってきた電話で勝負あり。電話の相手は夫の上司。情報漏洩で解雇という連絡でした。無職で子育てにノータッチだった夫が、親権などとれるわけがありません。

夫が急に解雇されたのは私の計画どおり。夫が持ち帰った裏紙中に「極秘」と書かれた資料を見つけてしまった私は、それを匿名で「道に落ちていた」と、夫の会社に送り付けたのです。

裏紙には娘の名前がしっかり書いてあったことから、持ち出した犯人として夫が浮上。身辺調査をした結果、夫が日常的に会社の備品を持ち出していたことまで発覚し、解雇につながりました。

私たちが家から出ていったあと、夫はプライドが傷ついたのか実家で引きこもりになってしまったと噂で聞きました。一方の私はというと、娘と楽しく過ごしています。小学生になった娘は、お気に入りのランドセルを背負い、かわいいイラストが入った文房具で楽しく勉強しています。そんな娘のために、私ももっと仕事を頑張ろうと思う日々です。

学校は、勉強だけでなく人間関係や社会的ルールなどの生きていくうえで大切なことを学べる場でもあります。子どもの人生をコスパで決めるのではなく、いかにして可能性を伸ばしてあげられるかを考えたいですね。
著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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