内田理央“美智留”に肯定され、円井わん“玲夏”が推し活に歯止めがきかなくなる<嗤う淑女>

「嗤う淑女」第5話より/(C)東海テレビ

内田理央“美智留”に肯定され、円井わん“玲夏”が推し活に歯止めがきかなくなる<嗤う淑女>

8月23日(金) 8:00

「嗤う淑女」第5話より
【写真】内田理央“美智留”の頬にやさしくふれる松井玲奈“恭子”

内田理央が主演を務めるドラマ「嗤う淑女」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系/FODにて配信)の第5話が、8月24日(土)に放送される。この度、第5話にゲスト出演する宮田俊哉からのインタビューが到着した。

■稀代の悪女が次々と人を地獄へと陥れていく震撼のサイコ・サスペンス

本作は、“ドンデン返しの帝王”と呼ばれるベストセラー作家・中山七里の「嗤う淑女」(実業之日本社文庫)を原作としてドラマ化。人生にまつわる全てのコンサルタントを生業とする稀代の美しき悪女・蒲生美智留(内田)が悩みや欲望を抱える人々を操り、次々と地獄へと陥れていくサイコサスペンス。

内田のほかに、美智留に人生を狂わされる従妹の野々宮恭子役に松井玲奈、数々の事件の背後にいる主人公を追う刑事・麻生役を大東駿介、 その部下の青木真太郎役を内藤秀一郎が演じる。

■「嗤う淑女」第5話あらすじ

第5話は――

韓国スター、シム・ドユン(ユン・ソンモ)の推し活に生活の全てをつぎ込む二森玲夏(円井わん)。無職の実家暮らしで両親に依存する玲夏に、結婚して妊娠中の妹の春奈(木崎ゆりあ)は厳しく接する。

生活を見つめ直すためにとしぶしぶ美智留のもとを訪れた玲夏に、美智留は「あなたは孤独にめげず、勇気ある生き方を選んだ」と玲夏の推し活を全面肯定する。美智留の言葉に後押しされた玲夏の推し活は歯止めがきかなくなる。

一方、刑事・麻生は複数の殺人事件の背後にちらつく美智留を追いかける。そして17年前の美智留の父親の死の謎、恭子との秘密が徐々に明らかになっていく 。

――という物語が描かれる。
■「美智留に肯定されたら信じてしまう」と反響

公式ホームページなどで公開されている予告動画は、「30過ぎて無職で実家暮らし、推し活にハマった私の人生、あなたならどうアドバイスします?」と美智留に話す玲夏と、“次回のお客様 円井わん”というテロップからスタート。

美智留はそんな玲夏に「推し活を諦める必要はありません。むしろその勇気ある生き方を、さらに深く力強く推し進めていくべきです。その方法を一緒に考えましょ」と語りかける。

また“悪女の毒牙が襲いかかる”というテロップに切り替わると、推し活にのめり込み、歯止めがきかなくなっていく玲夏の姿が。そんな玲夏に、「もしものことがあったら全ての罪を被るわ、あなたを守るために」と、美智留が優しくささやく。

第5話を放送前に「ソンモくんの登場うれしい!」「推し活女子の話楽しみ」「内田理央さん本当にきれいすぎる」「美智留に肯定されたら信じてしまう」などの声が上がり、話題となっている。

■円井わんインタビュー「昔の私を思い出しました」

――現場の雰囲気はいかがでしたか?

作品の内容とは違い、和気あいあいと朗らかとした雰囲気でした。

――原作には登場しないドラマオリジナルの「二森玲夏」という役をいただいた時の感想を教えてください。

俳優として前にも後にも無いかもしれないチャレンジングな役柄。今までと全然違った役柄なのでやりがいがあると思いました。

――ご自身の役の見どころはどんなところですか?

“沼っていく”というより“もう沼っている”ところからスタートするところですね。

――二森玲夏を演じるに当たってどんなところを心掛けましたか?

私自身が玲夏を否定しないと決めていました。今回、役作りは短期集中だったので大変でしたが、周りの友人の推し活の話などを聞いて理解を深めました。そして実際に演じていくうちに、玲夏の生き辛さやすがりたくなる気持ちを深く理解できるようになりました。玲夏のピュアさが更に心を痛くするというか…。

――ご自身と二森玲夏の似ているところはありますか?

私もハマったら、結構ハマるタイプなので分からなくもなかったですね(笑)。言葉というよりは人によってチグハグな回答や態度をするときがあって昔の私を思い出しました。人間の弱さですね(笑)。

――ちなみに円井さんは推し活をしたことはありますか?

ロックバンド「UVERworld」が高校生の時から大好きでした!当時は、ほぼ「UVERworld」しか聴かないし、ライブにも行きまくっていました。グッズを買いまくる!とかは無かったです(笑)。ただライブで音楽を聴いて、飛び跳ねて、最後に号泣するというのが当時のルーティンでした(笑)。

――悪女が人の人生を次々と狂わしていく作品ですが、身の回りに美智留のような人はいますか?もし実際に目の前に現れたらどう思いますか?

いないです(笑)。ただ、中学生の時はいましたね。正直、10代前半の子はすごいと思いますよ。かなり巧妙に洗脳状態に持っていくから、みんなその子から離れないんですよ。それに中学生は世界が学校しかないので視野は狭いですよね。私は違和感しか覚えなかったので離れましたけど…。その頃に鍛えられたセンサーがビビッと働くようになって、危険察知能力がとても高くなったと思います。今では全く寄せ付けませんね(笑)。

――今作には様々な欲望を持った人物が登場しますが、円井さんのどうしても捨てられない欲望を教えてください。

猫と暮らすことです。あとは最近、冷やし中華好きすぎて困っているんですけど(笑)。

――最後に視聴者の方へメッセージをお願いします。

様々な苦しみや悩みを持った人たちが、そこからさらに堕ちていくというなんとも人間臭いホラー作品ですが、きっと共感してもらえるところもあると思います。自分の中に今、辛いことがあっても、今日も明日も生きているだけですごいんだよ、というメッセージも込めて演じました。「嗤う淑女」ぜひご覧ください!

※木崎ゆりあの「崎」は正しくは「たつさき」



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