第35回シッチェス・ファンタスティック映画祭で審査員賞を受賞したフランス発の毒グモホラー映画『スパイダー/増殖』より、予告編と新場面写真が解禁された。
【写真】過去20年間のフランスのホラー映画でNo.1ヒットを記録!映画『スパイダー/増殖』予告編
本作は、スティーヴン・キングやサム・ライミ監督に絶賛された毒グモパニックホラー。主人公が飼っていた毒グモが脱走し、アパート内で繁殖、次々と住民たちに襲い掛かる恐怖を描く。
パリ郊外の団地で暮らす、エキゾチックアニマル愛好家のカレブ(テオ・クリスティーヌ)は、珍しい毒グモを手に入れる。日々、スニーカーの転売で稼ぐカレブは、同じアパートに住むトゥマニから注文を受けたスニーカーを渡す。その直後、原因不明の死を遂げるトゥマニ。警察は謎のウィルスが発生していると判断し、建物は封鎖され住民たちは閉じ込められてしまう。その裏で、カレブの毒グモが脱走し、彼が住むアパートで繁殖して、次々と住民たちに襲い掛かる…。
監督を務めたのは、1989年生まれの新鋭セヴァスチャン・ヴァニセック。衝撃のデビューとなる本作は、フランスのホラー映画において過去20年間で初となる初登場第1位を記録。約27万人を動員する大ヒットとなり、第49回セザール賞の最優秀新人監督賞と最優秀視覚効果賞にノミネート、第35回シッチェス・ファンタスティック映画祭の審査員賞を受賞した。
ホラーの帝王スティーヴン・キングは「恐ろしく、気持ち悪く、よくできている」と絶賛。ヴァニセック監督は、サム・ライミ監督から『死霊のはらわた』シリーズのスピンオフ作品の共同脚本兼監督に抜てきされるなど、快進撃を続けている。
このたび、予告編が解禁。主人公カレブ(クリスティーヌ)が、店で謎のクモを手に入れる場面で幕を開ける。「猛毒かも」と心配する店員そっちのけで「心配するな、俺はプロ」だと自信満々で家に持ち帰るカレブ。期待とは裏腹に、シューズの空き箱に入れたはずのクモは、忽然と姿を消していた。
その後に起こる、住民の謎の突然死。パンデミック疑惑によるアパートの封鎖。猛スピードで増殖するクモ。果たしてカレブたちは逃げ場のないアパートから生還できるのか?撮影には本物のクモを約200匹を使用し、VFXと融合。リアル・スパイダーの恐怖が襲い掛かる迫力満点の映像となっている。
また、新たに公開された場面写真は、絶望の表情で佇む主人公たち、問題となった毒グモを捉えた1枚や、おびただしい量のクモの網の中を進む男女、絶望し泣き叫ぶ女性の姿などを収めたものとなっている。
映画『スパイダー/増殖』は、11月1日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。
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