【写真】橘(板尾創路)の車椅子を押す蒼(岡田将生)
俳優の柄本時生と今井隆文によるドラマ初プロデュース作品「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」(毎週金曜深夜0:12-0:42、テレ東系/Leminoにて配信)の第7話が、8月23日(金)に放送される。
■錦糸町を舞台にした過去の「汚れ」を掃除する掃除屋3人の人間ドラマ
東京・墨田区錦糸町を舞台に、過去の「汚れ」を掃除する掃除屋の3人と、過去の「過ち」を暴くルポライターが、様々な人との出会い、出来事を通じ、自らの過去と向き合っていく。登場人物それぞれの心理や感情の動きを丁寧に描いた人間模様を、ドラマのために書き下ろしたオリジナル脚本で展開する。人生で本当に大事なことは何か、生き方の根源や人間の心理について考えさせられる人間ドラマだ。
■登場人物の役どころは…
掃除屋の三人には、柄本、賀来賢人、落合モトキが出演し、ルポライターには岡田将生が出演する。
賀来が演じる掃除屋「整理整頓」の社長・大助は、かつて、海外でのプロバスケ選手の夢を持つが家業の跡継ぎとしての責任を放棄することへの罪悪感などを持っていた。裕ちゃんの事故により、家業の掃除屋を継ぐ理由付けができたことに安堵している。
一方、柄本が演じる掃除屋「整理整頓」の社員で、大助の幼馴染・裕ちゃんは、大助についていく形で不向きなバスケをしていたが、周囲のメンバーから浮き、より無意識に大助に依存していく。事故により車椅子生活になるも、不自由となった生活への抵抗がないことを不思議に思っている。
さらに、落合が演じる除屋「整理整頓」の社員で、大助と裕ちゃんの後輩・一平は、裕ちゃんの事故後から常に大助と裕ちゃんの仲を心配し、間を取り持とうとするがいつも少し空回りする。また、岡田が演じる一匹狼のルポライター・蒼は、表向きは地元住民や再開発が進み増えた観光客向けのフリーペーパーのライターだが、実は世の悪事を暴くために証拠の動画や画像を二次元コードで町中にばらまいている。
■第7話のあらすじ
第7話は――
麻衣(山下リオ)が働く幼稚園にモニュメント破壊犯・谷山(井上涼太)の母(桜一花)が気まずそうに息子を預けに来る。保護者の噂話を聞かせないように子供を連れて行く麻衣の前を蒼(岡田将生)が橘(板尾創路)の車椅子を押しながら、いぶかしげに通り過ぎていく。
一方、「整理整頓」メンバーは、蒼と入れ替わりで定期的に清掃をしている橘家に。裕ちゃん(柄本時生)は夫婦が今までになく明るいのが気になっていた。
――という物語が描かれる。
■「悩みなんか今くらいの軽い気持ちで向き合うんだよ」
公式ホームページなどで見ることができる予告動画は、大助が「あの橋だよね?」とおにぎりを食べながら言い、裕ちゃが「いじめだよね?」と話し、一平が「娘が自殺するっていうのは確かにきついっすけど、一生笑うなっていうのもまた変な話じゃないですか?」と思いを語るシーンからスタートする。
その後、「わーるもの!」と周りの園児に言われている男の子を守りながら「友達なんだから、いじめたりしたら絶対ダメ!」と真剣な表情で話す麻衣の姿や、「お誕生日おめでとう~!」と娘の美里(太田しずく)からプレゼントをもらう美里の母(菜葉菜)と、その光景を笑顔で見る美里の父・橘の姿が流れる。
また、場面が切り替わると、ノートを破く女の子と、その女の子を見る美里の姿がモノクロで流れ、続けて、「母さん!」と慌てた様子で呼ぶ橘の姿、「だいじょぶだから!」と美里を抱きしめる女性の姿が。さらに、アフロ(MOROHA)が歌を披露し、そんなアフロを見て拍手をするなみえ(濱田マリ)とかおる(光石研)の姿が映し出される。
そして、最後に、まっさん(星田英利)が「悩みなんか今くらいの軽い気持ちで向き合うんだよ」と話すシーンと、「ありがとうございます」という蒼のセリフと共に、橘の車椅子を押す蒼と、真剣な表情を見せる蒼の姿が切り取られ、動画は幕を閉じる。
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