【写真】『仮面ライダーガッチャード』のラケシスで人気の坂巻有紗が1st写真集を発売、撮影秘話を語った『仮面ライダーガッチャード』(テレビ朝日系)にて冥黒の三姉妹のラケシスを演じて大人気の坂巻有紗さんが1st写真集『私を見て・・・』を2024年8月26日(月)に発売する。撮影秘話や『仮面ライダーガッチャード』が最終回を迎える今の気持ちなど話を聞いた。
■「グラビアを始めたからにはいつかは写真集は出したいというのは目標の一つではあった」
――1st写真集の発売が決まったときの気持ちを聞かせてください。
『私を見て・・・』というタイトルは自分で決めました。撮影は母の地元・沖縄で親戚や私の母とか家族に見守られながら撮影しました。いろんな人に見られて恥ずかしくなかったのと聞かれましたが、全然恥ずかしくなくて。むしろもっと私を見てと言ってたら、「私を見て…」という直球ストレートのタイトルに決まりました(笑)。
1年ぐらい前からグラビアを始めて、グラビアを始めたからにはいつかは写真集は出したいというのは目標の一つではありました。しかも沖縄にいつかはお仕事で行きたいなって思ってたら、写真集というこんな素敵なタイミングで行かせていただいて幸せだなと思いました。
――どんな写真集にしたいと思いましたか。
希望を聞かれて、祖父と母の地元沖縄で撮影したい、母の地元だからこそできることをやりたいなと。それこそ私に縁のある場所やロケーションとかで撮りたいなっていうのはずっと思ってました。私の母が生まれたグランドマザーの家で撮影もしました。私自身が撮影したい場所をほとんどコーディネートしたんです。当たり前ですけど母の実家なので、撮影スタッフの方たちも初めて行くところだったから結構ヒヤヒヤしてたらしいんですよ。どこで何を撮るかとかもプランが立てられなくて不安だったようですが、いざ行ってみたら逆に新鮮で新しくて、いろんな発見もあったっておっしゃってたので、結果的にいいものになりました。
母の実家から歩いて5分のところにプライベートビーチもあって、そのビーチを管理されている方も小さいころから知ってる方だから、「すごく大きくなったねありちゃん、おかえり」みたいに喜んでくれました。『ちむどんどん』の撮影地にもなっていて、そこで川口春奈さんと一緒に撮った写真が飾られているんですけど、これからはありちゃんの写真を大きく飾るからと冗談を言ってました(笑)。地元の皆さんもそうやって全力で応援してくれてる写真集です。
――沖縄の海はきれいでしょうね。
実は私が行ったときは梅雨の時期だったんです。例年だと梅雨入りしてるのに私が行ったときだけ全部晴れて快晴で、海ももう真っ青でした。ご先祖パワーを感じました(笑)。私のためだけに、本当にご先祖さんに見守られてるんじゃないかと思う瞬間がありました。やっぱり沖縄はスピリチュアルを感じますね。
――写真集ならではのこだわりもありますか。
今まで見せてこなかった表情とか、親戚の前だからこそ見せる本当に子どもに戻った感じとかが詰まっていると思います。小さいころからずっと行ってた場所に帰ってきたので、子供心を思い出して大きいスイカを持って笑ってる写真とか、サーターアンダギーを食べている写真とか、私の小さいころはこんな感じだったんだろうなっていうのを、皆さんは写真集を見て感じてくれるんじゃないかなって。
埼玉に住むお母さんもやってきて、親戚の方と一緒に実家の掃除をして、撮影の準備をしてくれてました。沖縄の坂巻ファミリーは1人10冊買うというノルマがあるんです(笑)、それぐらいみんなで私の写真集を喜んで盛り上げてくれています。
――グラビアでは肌見せ全開ですね。
今見れば、結構体を張ってるなって思うんですけど、解放感ある沖縄での撮影ですので、そんなふうには思わなかったです。小学生のときは無邪気に走り回っていた場所ですから本当に気持ちよく撮影できました。初めてと言えば背中丸見えショットに挑戦しました。
――表紙の写真はどうやって決まったんですか。
最初に編集さんが決めてくださって、私もこの写真がいいなって。やっぱり沖縄の綺麗な海だからこそ撮れたカットですから表紙に決めました。
――撮影に向けてボディーメイクもしましたか。
今までグラビアの撮影となったら、結構身体を絞ることが多かったんですけど、編集さんにもうちょっと太った方がいいかもって言われて、普通に食べちゃってました。その代わりに筋トレはちゃんとしようって。
■「筋肉がすごい背中がチャームポイントです」
――今回写真集を撮ってみて、自分の中の体のチャームポイントは発見できましたか。
背中が好きになりました。綺麗に撮っていただけたからなんですけど、背筋(はいきん)がすごくあるんです。お尻の筋トレをしてるから、多分背中も一緒に筋肉が付いたんだと思います。
――撮影全体を通して印象的だったことを教えてください。
グランドマザーの実家に行って撮ったことが一番です。撮影中も嬉しくて泣いちゃいました。本当はグランドマザーが生きてるときにいろいろ頑張ってる姿を見せたかったんですけど、亡くなっちゃった今でも見てくれてるかなと思いながら撮影を頑張りました。
下着の撮影のときもお母さんも近くで見てたんです。スタッフさんから恥ずかしくないのって聞かれたんですけど、逆にお母さんが「ありちゃん、かわいいよ!」ってテンション高く褒めるので、お母さんのアゲアゲに私も応えて、私もアゲアゲで頑張りました!
――写真集を出すことで自分の気持ちに大きな変化はありましたか。
グラビアを始めてから写真集を出すという一つの目標を達成できたこと、紙として自分の作品が残せたこと、いつかはお仕事で行きたいと思っていた沖縄で撮影できたこと、これまでで一番幸せを感じて本当に楽しかったんです。その温度感は写真を見たら伝わると思うので、皆さんも沖縄の有紗パワーを生身で感じてほしいなって思います。
そして、これを機に私ももうちょっと皆さんにたくさん力を与えられたりとかできたらいいなって。自分の中でも、より自分が大きく成長したっていう実感があります。私をずっと見て下さっているマネージャーさんがいるんですけど、私の最初のグラビア撮影のときからずっと同行してくれていて、今回の写真集の写真を見て、もう別人だって。最初のころはグラビアをやる自信が無いと言ってた子が、ここまで表情も変えられるようになって、表現力とかもついて、もう泣きそうになっちゃったみたいに言ってくれて。グラビアをやることによって、相乗効果で全体的に表現力が上がっている感じがすごくしてうれしいです。
――そして、坂巻有紗さんといえば、1年間ずっと演じてきたラケシス。ついにラケシスとのお別れの日がやってきますね。
2024年8月25日(日)が『仮面ライダーガッチャード』の最終回です。多分誰よりも私がラケシスを愛しています。自分が演じているのに客観的に見てるから、すごいかわいく感じるし、愛おしくて幸せになってほしいって思えるキャラクターで、今までいろんな役を演じてきましたけれども、ここまで愛せる役柄はもういないのかなって。やっぱり1年ってすごいなって。すごく深掘りするし、役柄と向き合うし、自分の中でやっぱりどんどん大きくなっています。
――最後にファンにメッセージをいただけますか。
1年ものあいだ向き合ってきた大好きなラケシスを最後まで見届けてほしいです。見てる方たちの心にも残るものがあるんじゃないかなって思うので、『仮面ライダーガッチャード』の放送はもう少しで終わっちゃうけど、これから先もラケシスを愛してください。
そして、待ちに待った私の写真集!しかも沖縄で私の大好きな家族や親戚に囲まれて撮った写真集です。子どもに戻ってる瞬間とかセクシーなカットとかもたくさん撮ってるので、ぜひ見ていただけたらと思います。ぜひたくさん買ってください!
撮影・取材・文=野木原晃一
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