『リビングルームのメタモルフォーシス』日本初演に向けて岡田利規&藤倉大のコメントが到着

東京芸術祭 2024 芸劇オータムセレクション チェルフィッチュ×藤倉大withアンサンブル・ノマド『リビングルームのメタモルフォーシス』チラシ画像

『リビングルームのメタモルフォーシス』日本初演に向けて岡田利規&藤倉大のコメントが到着

8月19日(月) 12:50

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『リビングルームのメタモルフォーシス』が、2024年9月20日(金) から29日(日) に東京・東京芸術劇場 シアターイーストで日本初演される。このたび、作・演出の岡田利規と作曲の藤倉大によるコメントが到着した。

ウィーン芸術週間からの委嘱により2023年5月に世界初演された本作は、演奏家が舞台空間を共有し、演劇と音楽のパフォーマンスを舞台上に並置することにより、双方が溶け合った先にあるフィクショナルな空間を生み出すことを目指した“音楽劇”。日本初演となる東京公演では、6名のキャストに加え、東京芸術劇場「ボンクリ・フェス」の常連で藤倉からの信頼も厚いアンサンブル・ノマドが出演する。

『リビングルームのメタモルフォーシス』世界初演(Wiener Festwochen 2023)より (C)Nurith Wagner-Strauss

■作・演出:岡田利規 コメント

(C)宇壽山貴久子

『リビングルームのメタモルフォーシス』は、そういう題名の音楽劇というより、そういう名の冠された何か、音楽と演劇の拮抗からなる何か、なのです。ただ、そんなこと言っても通りが悪い。イメージしてもらえない。なので不承不承、音楽劇、と呼ばれることに甘んじている次第です。こういうのは、時間がかかるものです。何十年とかかるかもしれない。チェルフィッチュは(きっと、藤倉大さんも)待つつもりです。待つしかないので。こつこつとやるしかないので。東京公演もそのこつこつの一環です。お客さんに見てもらうことによって世界を変容させることによって。

■作曲:藤倉大 コメント

(C)Alf Solbakken

岡田利規さんとチェルフィッチュの役者さんたちと2年かけて、東京と僕の住むロンドンをネットで繋いで作り上げたこの音楽劇。最初から最後までお互い全く妥協することなく、その上今までにないものができたと思う。僕がアーティスティック・ディレクターで東京芸術劇場が主催する音楽祭、ボンクリ・フェスに、岡田さんが来てくださり、そこでの経験がこの音楽劇の最後の部分に反映されている、とおっしゃっていた。まさにその場所、東京芸術劇場で東京公演ができるのは運命なのだろう。より特別な舞台になると思う。

<公演情報>
東京芸術祭 2024 芸劇オータムセレクション
チェルフィッチュ×藤倉大withアンサンブル・ノマド
『リビングルームのメタモルフォーシス』

作・演出:岡田利規
作曲:藤倉大
出演:青柳いづみ、朝倉千恵子、川﨑麻里子、椎橋綾那、矢澤誠、渡邊まな実
演奏:アンサンブル・ノマド

日程:2024年9月20日(金)~29日(日)
会場:東京・東京芸術劇場 シアターイースト

チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2453650

公式サイト:
https://www.geigeki.jp/performance/theater371/

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