【写真】クシャっと笑顔にキュン…照れ笑いをする眞島秀和
8月27日(火)にスタートする眞島秀和主演の火曜ドラマ9「ROOM~史上最悪の一期一会」(毎週火曜夜9:00-9:30、BS-TBS/全5話)の制作発表が8月19日に都内で行われ、主演の眞島をはじめ、森愁斗(BUDDiiS)、吉田仁人(M!LK)、瀬戸利樹が登壇。自身の役どころや撮影の裏話などについて語る中、眞島が現場で見せた立ち居振る舞いを後輩俳優たちが絶賛する一幕があった。
■ホテルを舞台に繰り広げられる男たちの“群像劇”
同作は、2024年5月に上演された朗読劇と同じ世界線で展開されながらも、テレビ版オリジナルの展開も描かれるワンシチュエーションドラマ。赤の他人だった男たちがリゾートホテルを舞台に繰り広げる、2泊3日のコメディー・サスペンスだ。
デビュー作が大ヒットするも、その後スランプに陥っている小説家・南条オサムを眞島が演じる他、高校時代の恩師と狂言誘拐をもくろむ夏木仁役で森、恋人とのお忍び旅行にやってくる人気俳優・氷室鈴郎役で吉田、クレーム処理の仕事に疲れ現実逃避するサラリーマン・青山欣一役で瀬戸が出演する。
■見どころは、問題と向き合った4人の“チェックアウト時の表情”
本作で小説家・オサムを演じる眞島は自身の役どころについて「デビュー作がたまたまヒットしたものの、その後うまく書けなくなっている中、締め切り追われてホテルにやって来る男です」と端的に紹介。また、「僕らそれぞれ問題を抱えて、リゾートホテルにやって来るわけなんですが、登場人物たちがどのように絡み合って、それぞれの問題を解決して、最後にどんな表情でチェックアウトしていくのかが見どころになってくると思います」と語った。
また、森は「夏木仁は狂言誘拐を企ててホテルにやって来る男の子なのですが、それにも訳があって…自分の過去だったり、トラウマ、家庭環境だったりも関係しているのですが、誰と出会って、どうやってその問題と向き合って解決していくか、注目してください」とアピール。
吉田は「氷室は人気俳優になりかけのやつ、なんですけれども(笑)、恋人とリゾートホテルにお忍び旅行をしに来たところで、この3人とお会いして、いろんなことに巻き込まれていきます。僕自身、“俳優役”を初めて演じたので、台本を読みながら落とし込んでいくうちに、自分を半分透過しつつ…みたいなところがあったので、新鮮な気持ちでお芝居をさせていただきました」と振り返った。
最後に、瀬戸は「僕の役どころとしては、真面目で気弱なサラリーマンです。クレーム処理としてホテルに泊まりに来るのですが、その中で死んだと思っていた人物にも出会ったり…。最近僕自身も120%くらいの気持ちで演じるというのは、なかなかないので、いつも以上にパワーを使うシーンもたくさんありました」と笑顔を見せ、和やかムードで制作発表がスタートした。
■体を張った“思い出”の撮影は「すごくエモいシーンとなっております(笑)」
撮影は、千葉県にあるホテルで行われたという本作。裏話について問われると、眞島と吉田は強風だったことについて触れた。眞島は「風が強い日の翌日には、前日の強風がうそのように穏やかな天気になったり…そういう時に限って、室内での撮影なんですよ(笑)」とにっこり。
その後、吉田は「どことは言いませんが、僕にとって大事な撮影のシーンの日が暴風も暴風で…景色も良い分、本当に海風と戦っていたのですが、スタッフの皆さんが“風よけ”っていう網みたいなやつを必死に押さえてくださって、終わったときは達成感がありました」と、ドラマはスタッフと演者の協力プレーによって完成したことを明かしてくれた。
一方、森は「4人が裸になって、というか裸になる人がいたりするシーンがあって、その撮影は結構大変でした。どこまで話していいのか分からないんですけど…取っ組み合ったり、汚れたり、楽しみにしていただけたらと思います」と意味深なコメント。すると眞島が「4人で相撲をしている感じをイメージしていただけると…」と補足をすると、横に座る吉田を筆頭に、他の面々もどこか納得の様子。
そして、吉田は「撮り方も相まって、すごくエモいシーンとなっております(笑)。僕らも1回演じてみて、どんな感じになっているかなと思って(見てみたら)、『なんかちょっと面白いけど、ちょっといい画だな』という感想を持ちました」と満足そうに振り返り、ネタバレを気にしつつも、丁寧に謎多きシーンの魅力を語ってくれた。
最後に瀬戸が「目尻を謎の虫に刺されまして…」と話し出した瞬間、笑いだす3人。続けて「どこかのシーンで、目尻がちょっと腫れていると思うので、見つけていただければと思います」とまさかのアピール。すかさず眞島が「蚊でしょ?」と突っ込むと、瀬戸は「いや、謎の蚊です!」と、頑なに“正体不明“の虫であることを主張していた。
■座長・眞島秀和は「気遣いをしてくださる、すてきな俳優さん」
後輩キャストに囲まれての撮影となった眞島は「なかなかここまで一人(だけ)年上になるということはないんですれけども、短期間で撮影していく過密なスケジュールだったので、合間でみんなが休んでいたりとか、ちょっとウトウトしていたりする瞬間もあって…その時のみんなの寝顔がかわいかったです」とにっこり。
その後、コメントを求められた森が「ありがとうございます」と即答すると、事務所の先輩である吉田が笑いながらも「違うよ、そういうことじゃないよ(笑)!」とツッコミ、会場の笑いを誘うと、森はどこか恥ずかしそうに笑っていた。
会見終盤では、記者から眞島の俳優としての魅了を問われると、思わず困惑する後輩俳優の3人。森は「すごく細かいところまで気遣ってくださったり、『今こういう言い方に変えたんだけど大丈夫?』と声を掛けてくださったり…上から目線なコメントになっちゃうのですが、気遣いをしてくださる、すてきな俳優さんだなと思ったので、またぜひ一緒に共演できたらうれしいです」と言葉を選びながら、慎重にコメント。
続けて、瀬戸が「こうあるべき主演の方だなと思いました」と答えると、眞島は照れくさそうに「なんだかヨイショ回みたい、非常に居心地が悪いです(笑)!」とポツリ。そして、「4人のシーンでも、お芝居の中で優しさを感じる部分もすごくあって。僕らと混じったり、そういった優しさや気遣いもしてもらっていたなと感じていたので、(主演が)眞島さんでよかったなと思います」と、瀬戸が真っすぐに思いを伝えると、照れながらも真正面から受け止める眞島の表情は、どこか優しく、温かかった。
取材・文=たくあんとほたて
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