岡田准一がブルース・リーさながらの格闘でテロリストを撃退<SP>

「SP 警視庁警備部警護課第四係」/(C)フジテレビ

岡田准一がブルース・リーさながらの格闘でテロリストを撃退<SP>

8月16日(金) 18:00

「SP 警視庁警備部警護課第四係」
【写真】本気で強い…岡田准一のファイティングポーズ

8月1日からFODで岡田准一主演ドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」(2007年、フジテレビ系にて放送)が配信中だ。第2話からは1話あたり36分のコンパクトでスピーディーな展開(第1話は時間拡大)が魅力で、サブスクで一気見するのにちょうどいいアクションドラマである。病院内大爆破シーンも盛り込まれ、まるでハリウッド映画のような迫力満点の第3・4話を紹介する。 (以下、ネタバレが含まれます)

■テロリストが病院を占拠…相棒の笹本が拘束される

FODでは、人気のフジテレビドラマを続々と配信する「#ドラ活 浸れ、超自分的ドラマ生活。」を開催中。2007年放送の「SP 警視庁警備部警護課第四係」は、後に「SP THE MOTION PICTURE野望篇」(2010年公開)と「SP THE MOTION PICTURE革命篇」の劇場版まで公開された人気シリーズである。

第3話の副題は「テロリストを排除せよ」、第4話は「元総理を救出せよ」。いずれも第2話から続くストーリーである。

大和病院で手術中の加藤元首相(露木茂)を狙い、金田(北村有起哉)ら6人のテロリストが病院を占拠した。SPとして加藤を警護中だった井上(岡田准一)は、笹本(真木よう子)と順番に食事をとろうと病院を一度離れるが、胸騒ぎを感じて引き返す。すでに院内ではテロリストたちが笹本を拘束し、患者や病院関係者を武器で脅して1階ロビーに集めていた。

やがて大和病院の占拠は警視庁にも伝わり、緊急会議が開かれる。会議場に呼ばれた尾形(堤真一)だが、公安部から井上や笹本が情報を流したのではないかと疑う声があがり警護課が捜査から外されたことに憤るも、西島理事官(飯田基祐)に指示されて現場へ向かうことに。

金田は加藤の自宅に電話をかけ秘書を呼び出すと、身代金を株の売買で支払うように命令する。ロビーではテロリストの動きを観察しながら、ナース長・富永(深浦加奈子)から笹本の居場所を聞き出していた井上が動き始める。

■井上が的確に仕留める「こっそりと、速やかに倒していかないと」

第3話ではじっと様子を伺って、テロリストたちの動向を観察していた井上がラストで一気に動き始める。医師に扮した井上が「トイレに行きたいんですけど」と挙手をして、ロビーの死角へ移動すると、そこから目にも止まらぬスピードと強さで犯人をねじ伏せた。

第4話はテロリストへの反撃を開始した井上が、ナース長の富永と共に拘束されていた笹本を救い出す。犯人から奪った拳銃を使うのはどうかと提案された井上が、拳銃は音が出るからダメだと言って「こっそりと一人一人、速やかに倒していかないと」と目の色を変える。

そこからの井上は、院内にある薬品を武器に変えて、テロリストたちを次々とやっつける。階段を駆け上り部屋を異動しながら、巧みに集団から離して一人ずつ仕留めていくそのスピードと的確さは、さながらブルース・リーの主演映画「死亡遊戯」のよう。

“格闘技が大好き”だという岡田が、このドラマ「SP」をきっかけに大好きなブルース・リーの創始した武術・ジークンドーを習得して師範級のレベルに達したというのだから、その熱の入りぶりは本物。第4話のラストには主犯の金田もろとも吹き飛ばす爆破シーンもあり、見逃していた人も、改めて見返したい人も満足させるドラマシリーズとなっている。



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