【写真】岡田准一の隠しきれない“武術オタク”な一面をケンドーコバヤシが暴露
過去の連続ドラマをまとめて一気見したときにしか味わえない感情がある。名作シリーズの第1話だったり、今の人気者が駆け出しの俳優だった頃と出会えたり、なんとも懐かしく味わい深い気持ちになるものだ。
FODでは、フジテレビドラマを中心に人気の過去作品が続々と公開されている。8月からは岡田准一主演のドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」が配信された。第1・2話をチェックしてみよう。 (以下、ネタバレが含まれます)
■脚本の金城一紀「もう17年が経ったとは」
2007年にフジテレビで放送が始まった連続ドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」は、後に「SP THE MOTION PICTURE野望篇」(2010年公開)と「SP THE MOTION PICTURE革命篇」の劇場版まで公開された人気シリーズ。
両親をテロの巻き添えで亡くしたSPの井上薫(岡田准一)が、仲間のSPらと共にテロリストから警護対象者を守る姿を描く。オリジナル脚本を担当した金城一紀氏は2024年8月1日のXで「本日より連ドラ版『SP』の配信がFODで始まりました。今見ても面白いと思うので、ぜひ。 それにしても、オンエアからもう17年が経ったとは。。。」とコメントしている。
■安全なはずの会見場で都知事を狙うテロリストとは
第1話は「東京都知事暗殺を阻止せよ」。SPの井上(岡田)は幼い頃、両親がテロの巻き添えで亡くなったトラウマから、ある特殊な能力を持つこととなる。ある日、上司である係長・尾形(堤真一)からの緊急な呼び出しを受け、井上は都知事・大川優子(大場久美子)を警護するよう命じられる。
急行した警護場所は豊洲のシネコン。井上は杖をついて歩く不審な大男が気になり、そっと陰へ導くと、突然ナイフで襲い掛かかられる。井上は男を捕らえるものの、その男がテロリストだという決定的証拠はあがらず。井上と尾形が翌朝登庁すると、課長の中尾(江上真悟)からSPの仕事は要人を護ることであり、犯人を捕まえることではないと叱責されてしまう。
引き続き都知事警護のため井上らは笹本(真木よう子)らと会見場へ向かった。井上はぼーっとしているように見えるため、都知事の秘書から控室での待機を命じられる。しかし、ID管理がなされた会見場で、ある男が都知事への憤りを募らせていることを誰も知る由もなかった。
緊張した警護が続く中、再び都庁の会見場に向かう井上ら。記者の中に不穏な空気を感じた井上だったが、やはり控室での待機を命じられてしまう。特殊な能力に裏付けられた不安に突き動かされる井上は、ついに周囲の制止を振り切り会見場へと向かった。
■危険察知能力の鋭さを感じる岡田准一のアクション
「なんかイヤな感じがするんすよね…」と話す井上の予感は的中する。会見場の中にいた東大法学部卒の記者がテロリストだったのだ。井上が都知事を守るべく、刃物男と格闘したり、並んだ机を飛び越えていく姿は必見である。
第2話の「元内閣総理大臣を警護せよ」でも、駐車場に並んだ乗用車の上を飛び越えていた。井上のすばしっこさと身のこなしには完全に目を奪われる。
それもそのはず、井上を演じる岡田のアクション熱はこの「SP」放映から17年を経てさらに進化を続けている。自らを「格闘技オタク」と名乗り、柔術の世界大会に出場したり、2023年からはNHKで「明鏡止水〜武のKAMIWAZA〜」という武術専門番組のMCを務め、筋金入りのアクション俳優となった。岡田が本気で“戦える”俳優であることを証明する1作が「SP」シリーズである。
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