【画像】炎を放つジャギョン(チョ・ユンス)
キム・ソンホが主演を務める韓国ドラマ「暴君」が、ディズニー公式動画配信サービス「ディズニープラス」のコンテンツブランド「スター」にて、8月14日より全4話一挙独占配信が開始。それに合わせてチャ・スンウォン(イム・サン役)、キム・ソンホ(チェ・局長役)、キム・ガンウ(ポール役)、チョ・ユンス(ジャギョン役)らによるインタビューが公開された。
■壮絶なバトルを繰り広げる“ノンストップ・サスペンス”ドラマ
本作は韓国で秘密裏に行われたあるウイルスに関わる極秘プロジェクトを巡り、壮絶なバトルが繰り広げられるノンストップ・サスペンス。そのウイルスは“暴君”プログラムと呼ばれ、人間の能力を飛躍的に向上させる可能性を秘めているという。
“暴君プログラム”を管理する極秘プロジェクトのリーダーであるチェ局長を「海街チャチャチャ」でブレークを果たしたキム・ソンホが演じる。冷血な傭兵イム・サンは、悪役からバラエティーまで幅広くこなすチャ・スンウォンが熱演。さらに「ワンダフルワールド」で主人公の夫役を演じたキム・ガンウが米諜報員・ポール役に扮(ふん)し、流暢な英語も披露する。また行方不明となった最後のサンプルを取り戻す任務を負う暗殺者・ジャギョンには、「女神降臨」「未成年裁判」で知られるチョ・ユンスが抜てきされた。
監督・脚本は、「新しき世界」「THE WITCH/魔女」などで独自の世界観を確立したパク・フンジョン。ドラマシリーズは本作が初挑戦となる。
■チョ・ユンス「“自分はできるはずだ”と、自分に言い聞かせながら頑張りました」
――チャ・スンウォンさんは、本作では傭兵役として、多くあるアクションシーンをスタントなしでこなされたそうですが、危険なシーンもあるなか、実際にノースタントでやられてみていかがでしたか?
チャ・スンウォン:僕の代役というかスタントの方がいらっしゃるんですが、やはり僕と少し身のこなしや動きがどうしても異なるんです。すごく高難度のアクションシーンでなければ、できるだけ自分でこなそうと努力をしています。ただ、みなさんですね、僕が全てやったとおっしゃるんですが、実際にはアクションチームの力添えがあったので、今回何とか対応することが出来たと思います。
――キム・ソンホさんは、「貴公子」に続くパク・フンジョン監督作への出演ですね。貴公子の陽、動のキャラクターとは違い、本作では、陰、静を感じさせるチェ局長ですが、演じるにあたり意識されたことや役作りをお聞かせください。
キム・ソンホ:「貴公子」と比べて、情緒と言うんですか、すごく彼の感情が全く違っていまして、今回は、落ち着いた姿でふるまおうとしました。たとえば、歩き方、話し方、そして、感情の表し方、そういった面で役作りに取り組みました。
パク・フンジョン監督とは会話を何度も重ねて、チェ局長の物語、なぜ彼がこういう行動を取るのか、という彼のバックストーリーを随分研究しようとしました。そして、彼が常に孤独というか「寂しさを漂わせる」、そういう風に落ち着きを常に保とうとしました。役作りに関しては、減量もしましたね。
――キム・ガンウさんも、同じく「貴公子」に続く出演ですが、本作ではアメリカ国籍のポール役としてどういった点に力を入れて演じられましたか?
キム・ガンウ:ポールは、生まれは韓国ですが、国籍はアメリカで、いわゆる黒髪の外国人と言える人物だと思うんです。彼は韓国のためではなく、アメリカのために働いている情報機関のトップです。
作品の前半はかなり英語のセリフが多くてその練習をして、韓国に入ってからは、チェ局長と対峙するシーンが多いので韓国語の台詞を非常に柔軟に、彼が「韓国生まれ」ということが、疑う余地が無いよう韓国語を駆使するように相互に努力をしました。
――チョ・ユンスさんは、今回初ヒロイン役ですね。監督は拳を上手く使うと絶賛されていますが、これまでとは違う役への挑戦はいかがでしたか?
チョ・ユンス:まず私は、アクションの経験が皆無だったんです。撮影に入る前はとても心配していましたが、準備期間の間に忠実にアクションの準備をしよう、「自分はできるはずだ」と、自分に言い聞かせながら頑張りました。今回、主演もそうですし、アクションの演技なども初めて尽くしの作品なんです。未だに実感が湧かないほどですが、自分でも本当に不思議で幸せな経験ができたなと思っています。
――撮影で一番記憶に残るエピソードを教えてください。
チャ・スンウォン:これが一番難しい質問ですよ(笑)。ただ今回、撮影期間で印象に残っているのは、チョ・ユンスさんが苦労されている姿でしょうか。彼女が、先程話したようにアクションの経験が今回初めてで、自分が担っている重責っていうんですか、そういうのを横から見ていて「大変だろうな」とか、「偉いな」という、そういう感情がすごくめばえました。「自分があの年齢だったら果たしてできたんだろうか?」と思いながら、チョさんの姿を見たのが印象に残っています。
――ちなみに4人の中でムードメーカーはどなたですか?
キム・ソンホ:<キム・ソンホ、チョ・ユンスがチャ・スンウォンを指して>(チャ・スンウォン)先輩ですよねやはり。チャ・スンウォン先輩がムード―メーカーでした(笑)。常に、チャ先輩のおかげで、とても楽しかったのが、アクションシーンです。
今回ダミーを沢山使ってたんですね。チャ先輩がダミー1、2に対して、全部名前を付けて話しかけたり、「あなた元気?」とか話しかけていたのがすごく印象に残っていますね(笑)。
<チャ・スンウォン、チョ・ユンスが爆笑し、キム・ガンウも笑顔に>一例として、キム・ガンウさんのダミーも居たんですが、ガンウさんは、すでに撮影を終えてソウルに帰っていたんですよ。なのにガンウさんのダミーに向かって、「ご飯は食べたのか?」とか、「そろそろ起きる時間だよ」とか、そういう風に声をかけていました(笑)。<チャ・スンウォンが笑いながら「ガンウや~、起きる時間だ~」と再現をし、キム・ガンウが笑いながら返事をするのを見て、キャストたちが大笑いする様子も>
――作品を楽しみにしている視聴者へのメッセージをお願いします。
チャ・スンウォン:この猛暑の中、スカッとするようなアクションエンターテイメント作品です。是非楽しんでください。
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