『虎に翼』終戦の日を控えて物語は“原爆裁判”へネット共感「なんという覚悟」「心して見なければ」

連続テレビ小説『虎に翼』第98回より (C)NHK

『虎に翼』終戦の日を控えて物語は“原爆裁判”へネット共感「なんという覚悟」「心して見なければ」

8月14日(水) 11:00

伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第20週「稼ぎ男に繰り女?」(第98回)が14日に放送され、寅子(伊藤)が裁判官として“原爆裁判”に携わることになると、ネット上には様々な共感の声が寄せられた。

【写真】明日の『虎に翼』場面カット猪爪家で話し合いが行われることに

新潟から東京へ戻った寅子はある日、裁判官の汐見(平埜生成)から「大変な案件をこの部で引き受けることになった…」と訴状を手渡される。それは、昭和20年8月、広島と長崎に投下された原子爆弾の被害者が日本政府に賠償を求める裁判だった。

裁判官の漆間(井上拓哉)が、訴状に書かれた原告たちの被害状況を読み上げる。民間人が原子爆弾によって被った壮絶な被害に、漆間は思わず声を詰まらせてしまう。

原告側は、原爆投下については通常の戦争行為を逸脱し、無差別に民間人を犠牲にした行為で、明らかな国際法違反であるとして、アメリカは被爆者に対して損害を賠償する責任があることを訴えるという。しかし、すでに日本とアメリカは平和条約を結んでいるため、日本はアメリカに賠償を求める権利を放棄している。そのため、賠償を求める権利を放棄した日本政府に対して賠償を求めようというのが訴えの骨子となっている。

訴状を読んだ寅子は沈痛な面持ちで「争点は多岐にわたりますね」とポツリ。この裁判では、国際法に加えて、戦争について、原子爆弾について、日米関係について、そしてアジア・太平洋戦争について真正面から向き合い議論することになる。

寅子の決意の表情が映し出されて第98回が幕を閉じると、ネット上には「本当に凄いドラマだななんという覚悟」「裁く立場となった寅子をどのように描くのか楽しみ」などの反響が続出。さらに終戦の日を明日に控えていることについても「終戦の日を明日に控えて原爆裁判をもってくるのすごい」「明日は心して見なければ」といったコメントも寄せられていた。

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