松重豊が監督・脚本・主演を務める『劇映画 孤独のグルメ』より、パリの街並みが美しい、初解禁となる本編映像を使用した特報が公開された。特報ラストでは、海辺でスーツにライフジャケット姿の五郎(松重)が映し出されるなど、どんなストーリーが展開されるのか予想もつかない本作への期待をそそる内容となっている。
【動画】「どうした?五郎。」井之頭五郎の運命の行方に興味津々
原作:久住昌之、作画:谷口ジローによるハードボイルド・グルメ漫画「孤独のグルメ」。輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎が、営業先で訪れた土地で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいものを独り自由に食す様子を1話完結で淡々と描く。
シリーズ累計150万部を超えるベストセラーを原作に、松重豊主演で2012年1月にスタートした連続ドラマがついに映画化。先日行われた発表会見では、本作で監督・脚本・主演を務める松重が登壇し「僕が思って12年間やってきた『孤独のグルメ』が集約されています」とコメント。マスコミからは次々と質問が上がり、松重がすべての質問に丁寧に答える、「孤独のグルメ」がたくさんの人に愛されている作品だと感じる熱い会見が繰り広げられた。
本作のすべてを担った松重は「映画がコケたらもう僕は(井之頭五郎を)やりませんから」と、もはや毎シーズン恒例となった爆弾発言を会見でも残し、日本を飛び出し、ストーリー・スケールともにドラマからパワーアップした『劇映画 孤独のグルメ』への期待をあおった。
そんな本作の、パリの街並みが写る本編映像を使用した、30秒の特報映像が初解禁に。
「腹が…減った…」という決めセリフとともに、五郎の“腹減り顔”アップから画角がポン、ポン、ポンと引いていく、ドラマでお馴染みの“孤独カット”を行ったのは、先日オリンピックが閉幕したばかりのフランス・パリはエッフェル塔。松重監督のやりたかった超豪華な“孤独カット”から劇映画としてのスケールの大きさがうかがえる。
ワールドワイドな人気を博す「孤独のグルメ」が日本を飛び出して、本作では世界を舞台に“究極のスープ”を探す旅が描かれると思いきや、最後のカットは美しいパリの街並みから打って変わって、どこだかわからない海辺でスーツにライフジャケット姿の五郎がずぶ濡れで何やらぼやいている様子が…。「どうした?五郎。」まだまだ何かが起こりそうな『劇映画 孤独のグルメ』への期待を高める特報映像となっている。
『劇映画 孤独のグルメ』は、2025年1月10日公開。
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