櫻坂46藤吉夏鈴、最近のスクープは“レコードデビュー”「あんまりまだ使いこなせていなくて…」

櫻坂46・藤吉夏鈴が主演映画「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」の公開記念舞台あいさつに登場した/※ザテレビジョン撮影

櫻坂46藤吉夏鈴、最近のスクープは“レコードデビュー”「あんまりまだ使いこなせていなくて…」

8月10日(土) 15:03

櫻坂46・藤吉夏鈴が主演映画「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」の公開記念舞台あいさつに登場した
【写真】フルフェイスヘルメット&JK制服姿で号外を配る藤吉夏鈴“結衣”ら

櫻坂46・藤吉夏鈴が、8月10日に都内で開催された映画「新米記者トロッ子私がやらねば誰がやる!」の公開記念舞台あいさつに登場。共演の高石あかり、久間田琳加、中井友望、綱啓永、メガホンをとった小林啓一監督と作品にちなんで“最近身近に起きたスクープ”や、新たにチャレンジしたいことなどを語った。

■「新米記者トロッ子私がやらねば誰がやる!」とは

同作は、日本大学藝術学部・映画学科に在籍中だった宮川彰太郎氏が授業の課題で書いた、母校の不祥事に端を発した熱量あふれる原案を、小林監督が映画化した痛快青春エンターテインメント。主人公の所結衣(藤吉)は憧れの作家“緑町このは”が在籍するといわれる名門・私立櫻葉学園高等学校に入学するも、文芸コンクールを連覇するなどエリートの集まる文芸部の入部はかなわなかった。落ち込む結衣に、文芸部の部長・西園寺茉莉(久間田)が「正体不明の作家“このは”を見つけ出せば入部を許可する」という条件を突きつける。結衣は、このはにインタビューをしたことがある学園非公認の新聞部に潜入し、新米記者“トロッ子”として活動を始める――というストーリーだ。

櫻坂46では6thシングル表題曲「Start over!」や1stシングルの収録曲でBuddies(=櫻坂46ファン)の人気も高い楽曲「なぜ 恋をして来なかったんだろう?」、MVでの演技も注目の2ndシングル収録曲「偶然の答え」など多数の楽曲でセンターを務めており、グループの中心メンバーの一人として活躍中の藤吉。俳優としては「アオハライド」(WOWOWプライム)や「作りたい女と食べたい女」(NHK総合)などでドラマ出演経験はあるものの、映画はこれが初出演にして初主演となる。

2023年9月に撮影され、いよいよ公開を迎えた心境を聞かれた藤吉は「こうして1年前くらいに撮った作品が世の中に出る、ということが初めてなのですごく不思議な気持ちですし、皆さんに見てもらえて幸せな気持ちです」と、丁寧に言葉を紡ぎながら打ち明けた。

また、特に印象的だったシーンについては「かさね(高石)とお別れするシーンがすごく印象に残っていて、あのときは自分でもどういう感情だったか分からないんですけど、涙が出そうになる瞬間があって。そうやって心が動く瞬間って少なくなっていた時期だったので、すごく貴重な感情だなって思っています」と振り返った。

それを受けて、かさね役の高石も「それまでにかさねと結衣だけではなくて藤吉さんと私との関係が積み重なっていて、言葉では言い表せない空気感が私たちにはありました。(藤吉が挙げた)別れるシーンの、夕日が落ちる瞬間のところで『好きなタイミングで言葉を発していい』って監督に言われたんです。本当に私たちの間合いで、感じた瞬間にセリフを発していたし、目を合わせてお互いが感じ取ろうとしている雰囲気だったので、私もすごく鳥肌がたつような空気感だった気がします」と、同じく印象的なシーンだったことを伝えた。

久間田琳加、藤吉夏鈴、高石あかり(写真左から)

■藤吉、レコードプレイヤーを買うも「ジジジジッみたいな感じで」

そんな中、タイトルの“記者”にかけて「最近身近に起こったスクープ」、“新米”にかけて「新たにチャレンジしたいこと」を発表するフリップトークも実施。

“スクープ”について藤吉は「○○デビュー」と記載し、「宇多田ヒカルさんがレコードを出していらっしゃって、レコードプレイヤーを持っていなくて買いに行きました。レコードデビューです」と、宇多田ヒカルのアナログ盤を聴くためにレコードプレイヤーを買ったことを明かす。

ただ、レコードを再生するのが思ったよりも難しいらしく「私ちょっと下手なのかあんまり音が…。ジジジジッみたいな感じであんまりまだ使いこなせていなくて、あんまりちゃんと聴けてないかもしれないです」と肩を落としていた。

そして今後新たにチャレンジしたいことについては「家具づくり」と発表し、「おうちの近くのアンティークショップに最近行って、机をそのまま持ち帰るくらいハマッていて、作る側もやってみたいなって思っています」と目を輝かせるが、小林監督や高石は何やら違う部分に引っ掛かった様子で「(藤吉が机を)運んでいるところを想像したら…」「持って帰るってどういうことですか?」と興味津々。

確かに藤吉といえばサインペンのキャップが開けられず、他のメンバーに開けてもらうこともあるくらい非力で知られているが、それでも「これくらい(小さい物)で、(家まで)歩いて10分とかなので配送してもらうのが申し訳ないなと思って担いで…」と15分ほどかけて担いで持ち帰ったのだそう。これに高石は目を丸くしながら「藤吉夏鈴さんが…机を担いで…?そんなシーンを見た人がいるってことですね。この世の中に…」と“偶然の確率”で貴重な瞬間を目撃した人を羨むと、藤吉は恐縮気味に「結構目立っちゃいましたね…」とこぼしていた。

映画「新米記者トロッ子私がやらねば誰がやる!」は全国公開中。

◆取材・文・撮影=森井夏月

※高石あかりの高は、ハシゴダカが正式表記





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