【写真】真剣な顔で「責任」を語る大助(賀来賢人)と、見守る一平(落合モトキ)&裕ちゃん(柄本時生)
俳優の柄本時生と今井隆文によるドラマ初プロデュース作品「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」(毎週金曜深夜0:12-0:42、テレ東系/Leminoにて配信)の第5話が、8月9日に放送。映像制作会社を飛んだ安住(松岡広大)と社長のドラマが描かれ、X(旧Twitter)では「セリフ少ないのがリアル」「先が気になる」と反響を呼んでいる。(以下、ネタバレを含みます)
■錦糸町を舞台にした過去の「汚れ」を掃除する掃除屋3人の人間ドラマ
東京・墨田区錦糸町を舞台に、過去の「汚れ」を掃除する掃除屋の3人と、過去の「過ち」を暴くルポライターが、さまざまな人との出会い、出来事を通じ、自らの過去と向き合っていく。登場人物それぞれの心理や感情の動きを丁寧に描いた人間模様を、ドラマのために書き下ろしたオリジナル脚本で展開する。人生で本当に大事なことは何か、生き方の根源や人間の心理について考えさせられる人間ドラマだ。
■登場人物の役どころは…
掃除屋「整理整頓」の社長・大助を賀来賢人が、社員で大助の幼なじみの裕ちゃんを柄本、同じく社員で、大助と裕ちゃんの後輩となる一平は落合モトキが演じ、ルポライター役で岡田将生が出演する。
■大助と裕ちゃんのお互いへの思い「先が気になる」
映像制作会社に勤める安住は、パワハラ社長(今井隆文)の下で錦糸町のドキュメンタリーを撮影していた。ある日、社長のもとに一本の電話がかかってくる。心を擦り減らしていた安住は、勤務中に飛んだのだった。
後日、安住はラジオ「星降る錦糸町」に出演するなみえ(濱田マリ)宛に、撮影中に失踪したことのお詫びと理由についての手紙を送る。
喫茶店「デルコッファー」では、大助ら掃除屋「整理整頓」がラジオで読まれる安住が書いた手紙の内容を聞いていた。責任を取るべきだという大助に対し、裕ちゃんは「無理して他人(ひと)に責任なんか取ってほしくないよな」とぽつり。
裕ちゃんと一平が帰宅し、一人喫茶店に残った大助は、裕ちゃんの言葉を本心じゃないともらす。それを聞いた心音(さとうほなみ)は「ほんとは安心したんじゃない?バスケ、続けなくてよくなったから」と投げ掛ける。心音と大助の会話から、大助が裕ちゃんの事故に責任を感じて、家業の掃除屋を継いでいたことが明らかになった。
一方、蒼(岡田)はまた錦糸町の闇を暴くため、カメラを向けていた。そんな中、まっさん(星田英利)の元に訪れた蒼は、街中に貼られているというQRコードの話を聞き、何とも言えない顔をしていた。
大助と裕ちゃんの複雑な関係や思いが再び描かれた第5話。静かに起こる人間ドラマに「神ってる」「泣きそうになった…」「セリフ少ないのがリアル」「先が気になる」といった投稿が相次ぎ、反響を呼んでいる。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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