【写真】前田公輝“稜英”、スーツ姿のきりっとした表情がかっこよすぎる<私をもらって~追憶編~>
現在、日本テレビ「Friday's EDGE」枠で放送中のドラマ『私をもらって~追憶編~』(毎週金曜深夜24:30-24:59、※編成都合により時間変更の可能性あり)。韓国の人気webtoon・web小説を原作にドラマ化した本作は、同時間に事故にあった大企業の御曹司・一条稜英と、次の派遣先が決まっていない20代女性・森川奈津実が織りなす、サスペンス、ミステリー、ファンタジー、そしてラブコメという奇想天外なストーリーだ。
稜英を演じるのは、『HiGH&LOW』シリーズで鬼邪高校のカリスマ不良・轟洋介や、連続テレビ小説『ちむどんどん』の爽やかな“智にいに”など振れ幅の広い演技で視聴者を魅了する前田公輝、そして奈津実に扮するのは、2025年大河ドラマ『べらぼう 〜蔦重栄華乃夢噺〜』への出演が決まるなど出演作が続く久保田紗友。
W主演を務める前田と久保田が、作品の魅力や互いの印象、さらには“真面目すぎる”性格を垣間見せるトークを展開した。
■前田公輝&久保田紗友は最高のコンビネーション!
本作は、大企業の創業者一家の御曹司として生まれた一条稜英は、完璧に用意された人生を歩んできたが、ある日突然事故によって意識不明の状態になってしまう。一方、稜英が事故にあった同時刻に、事故に遭遇し意識不明になってしまった森川奈津実は、数週間後に奇跡的に意識を取り戻す。しかし奈津実が家に帰ると、ゴーストとなった稜英が待ち構えていて、とんでもない依頼を奈津実にお願いすることになる……。
――本作のオファーを受けたときはどんなお気持ちでしたか?
前田:とても嬉しかったです。俳優を志したときから、民放ドラマの主演というのは一つの夢だったので感謝です。しかもシーズン2(「私をもらって~恋路編~」:今年秋地上波放送予定、Huluは放送に先立ち先行配信)もあるということで、いままで以上に自分のなかのエネルギーを注げたらと思いました。
久保田:私もとても嬉しかったのですが、それ以上に、自分が奈津実を演じる姿が想像できなかったのでプレッシャーがありました。一方で、もしこの役を乗り超えられたら大きく得られるものがあるのかなとも思いました。これまでもしっかりと作品に向き合ってきましたが、より一層大切に向き合えたらという思いでやっていました。
――原作を読んでどんな印象を持ちましたか?
前田:とてもきれいな作品だし、読みやすくて、自分自身も楽しむことができました。ファンタジー要素があるラブコメですが、非現実的な物語でも、共感できるなと思いました、そんな魅力的な作品をしっかり具現化しなければという気持ちになったことを覚えています。
久保田:ファンタジーとラブが紐づいている韓国らしい作品だなと。私もその世界に入れ
るのかと思うと素直に楽しみだなと思って読みました。ただ奈津実の抱えるものが大きす
ぎて、しんどく感じることもありました。
――ラブコメでありサスペンスというトーンの作品に臨むうえで意識したことは?
前田:おっしゃるようにラブコメ、サスペンス、ファンタジーとさまざまな要素があるなか、一番大切にしたのは、そのジャンルをあまり意識して演じないということですかね。そこを意識してしまうと、芝居に制限が掛かってしまい、壁ができて自由度がなくなってしまうのかなと思ったんです。稜英の気品と威厳、説得力みたいな部分を意識しながら演じさせていただきました。
久保田:あまりジャンルには意識を持っていかれずに、奈津実を演じるうえでは、先のことは考えず、とにかくいま持っているエネルギーのすべてを出し切るぞ!という気持ちで毎日現場に行っていました。前田さんとの距離感については、シーンによってお互いの関係性が変わってくるので、そのシーンにあった接し方をしていました。ちょっと距離があるときは話をあまりせず、距離が近いといきは、積極的にコミュニケーションをとるような……。
――久保田さんが前田さんとの距離感を意識していたのは気づいていましたか?
前田:伝わっていました。そういった現場の居方はすごく好きでしたし、ありがたかったです。現場での佇まいがとても格好いいんですよね。
久保田:そういっていただけると嬉しいです。
――久保田さんから見た前田さんは?
久保田:前田さんはすごく優しいです。私が悩んでいたとき、言葉には出していなかったのですが察してくださって「良かったよ」と伝えてくださるんです。そういう部分はとても助けられました。
前田:本当に良かったんですよ(笑)。奈津実側の芝居を撮っていたとき、僕は稜英としてお付き合いでお芝居をしていたのですが、あまりにも久保田さんが良すぎて、シンプルに拍手したくなったぐらい。
久保田:拍手してくださいましたよね。
前田:カット掛かった後にね(笑)。本当にめちゃくちゃ素敵でした。
――コンビネーション抜群ですね。
前田:原作も二人のシーンが多いので、この作品は稜英と奈津実の呼吸がすごく大事だと思ったんです。それが映像としてどれだけ昇華できるのかというのは重要だと思っていたんです。その意味で、本当に紗友ちゃんで良かったと思うぐらい、ぴったりの呼吸でした。最高の奈津実でした。
久保田:ありがとうございます!最高の稜英さんでした。
前田:本当に?取って付けてない?(笑)
久保田:付けていないです(笑)。良かったです。
■真面目な前田公輝!
――この作品は稜英のとんでもない依頼から物語が動いていきますが、お二人はこれまでとんでもないお願いをされたことはありますか?
前田:学生のころ文化祭で、うちのクラスはダンスがあるお芝居をやることになったんです。僕はダンスパートのリーダーで、曲を作ったり振り付けを考えていたのですが、当日芝居チームの主役が体調を崩して出演できなくなってしまったんです。僕は芝居チームの中から代役を出せばいいと思っていたのですが、みんなが小さいころからお芝居をやらしてもらっていたことを知っていたので、先生を含めて満場一致で僕が代役をやった方が良いということになって……。当日でセリフも覚えていないわけで、本当に舞台が暗転する瞬間にペンライトで台本読んで、そのまま演技する……みたいなとんでもないことがありました(笑)。
久保田:すごい経験ですね。私はお芝居の仕事をする中で、これまでやったことないようなことを身につけなければいけないことも多くて……。そのなかで楽器に挑戦する役が結構あって、難易度が高く、めちゃくちゃストイックに集中してやりました。結果乗り越えられてよかったと思うことばかりですが、大変だなと感じました。
――奈津実は第1話で事故にあって2週間昏睡状態でした。お二人がもし2週間寝ていて、起きたら最初になにをしますか?
前田:僕はまず家族に電話します。そのあと、絶対滞ってしまった仕事があるので、マネージャーさんに謝罪ですね。どこになんの菓子折りを持っていけばいいのか……とか。絶対2週間の空白で、誰かしらが頭を下げてくださっているので、そこに対する謝罪も絶対ですね。
――とても真面目な回答ですね。
前田:そうかも。いつも真面目ですねって言われます(苦笑)。
久保田:私は前田さんみたいに現状をパッと把握できないだろうから、たぶんベッドの上でぼーっとしてしまうと思います。
――もし2週間眠ってしまったら、起きて最初になにを食べますか?
前田:おかゆかな。
久保田:おかゆですか?でも私もお米は食べたいかも。
前田:点滴とかで過ごしていたんだから、いきなり刺激の強いものを食べたら胃が受け付けないかもしれませんよね。やっぱりおかゆかな。
――とても真面目な回答ですね。
前田:(苦笑)
――最後に作品の見どころを?
前田:ラブコメ、サスペンス、ファンタジーの『私をもらって』なのですが、それぞれのジャンルが引き立つような楽しい構成になっているので、ぜひ楽しんでください。
久保田:私たちのお芝居以外にも、スタッフの皆さんが細かい所までこだわって現場を
作ってくださったので、ストーリーともども、映像の質感や装飾などにも注目して楽しん
でいただければと思います。
<久保田紗友>
*ヘアメイクナライユミ
(取材・文:磯部正和)
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