【写真】真剣な表情で電話をする一平(落合モトキ)
俳優の柄本時生と今井隆文によるドラマ初プロデュース作品「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」(毎週金曜深夜0:12-0:42※第5話は深夜0:22-0:52、テレ東系/Leminoにて配信)の第5話が、8月9日(金)に放送される。
■錦糸町を舞台にした過去の「汚れ」を掃除する掃除屋3人の人間ドラマ
東京・墨田区錦糸町を舞台に、過去の「汚れ」を掃除する掃除屋の3人と、過去の「過ち」を暴くルポライターが、様々な人との出会い、出来事を通じ、自らの過去と向き合っていく。登場人物それぞれの心理や感情の動きを丁寧に描いた人間模様を、ドラマのために書き下ろしたオリジナル脚本で展開する。人生で本当に大事なことは何か、生き方の根源や人間の心理について考えさせられる人間ドラマだ。
■登場人物の役どころは…
掃除屋の三人には、柄本、賀来賢人、落合モトキが出演し、ルポライターには岡田将生が出演する。
賀来が演じる掃除屋「整理整頓」の社長・大助は、かつて、海外でのプロバスケ選手の夢を持つが家業の跡継ぎとしての責任を放棄することへの罪悪感などを持っていた。裕ちゃんの事故により、家業の掃除屋を継ぐ理由付けができたことに安堵している。
一方、柄本が演じる掃除屋「整理整頓」の社員で、大助の幼馴染・裕ちゃんは、大助についていく形で不向きなバスケをしていたが、周囲のメンバーから浮き、より無意識に大助に依存していく。事故により車椅子生活になるも、不自由となった生活への抵抗がないことを不思議に思っている。
さらに、落合が演じる除屋「整理整頓」の社員で、大助と裕ちゃんの後輩・一平は、裕ちゃんの事故後から常に大助と裕ちゃんの仲を心配し、間を取り持とうとするがいつも少し空回りする。また、岡田が演じる一匹狼のルポライター・蒼は、表向きは地元住民や再開発が進み増えた観光客向けのフリーペーパーのライターだが、実は世の悪事を暴くために証拠の動画や画像を二次元コードで町中にばらまいている。
■第5話のあらすじ
第5話は――
錦糸町フェスのためにドキュメンタリーを撮影していた安住(松岡広大)は、地元店のロケ中に失踪する。そして、翌日、リポーターを務めたなみえ(濱田マリ)のラジオ番組に、安住らしき人物からお詫びのメッセージが届く。
そこには尊敬する社長(今井隆文)への思いや、失踪した心情が綴られていた。さらに、社長が抱える“責任”への言及も。そんなラジオを聞いていた裕ちゃん(柄本時生)のある一言に大助(賀来賢人)は動揺する。
――という物語が描かれる。
■「無理して人に責任なんて取ってもらいたくないよな」
公式ホームページなどで見ることができる予告動画は、「責任によって社会は成り立っている」と真剣に話す大助に、一平が「珍しくまじめっすね」と言い、そんな一平に大助が「おい!」とツッコむシーンからスタートする。
その後、「社長は、次第に仕事にも生活にも圧迫されていきました」というせりふと共に、お皿が割れるシーン、映像制作会社“リアルフィクション”の社長がキッチンで落ち込む姿、「ぱぱばいばい」と書かれた紙、真剣な表情でスマホを見る安住の姿が、それぞれ流れる。
また、場面が切り替わると、「無理して人に責任なんて取ってもらいたくないよな」とつぶやく裕ちゃんと、複雑そうな表情を浮かべる大助の姿が流れ、続けて、心音(さとうほなみ)が「ほんとは安心したんじゃない?バスケ、続けなくて良くなったから」と大助に言い、そんな心音に怒りの表情を見せる大助の姿も映し出される。
さらに、「責任もって仕事しろ」という声と共に、とぼとぼと歩く安住の後ろ姿や、「なんか、この人、まだやめてないと思うんっすよね」と話す一平の姿、真剣な表情をする社長の姿も。
そして、最後に、まっさん(星田英利)が「QRコード?やべえ情報が得られるんだってよ」と話し、そんなまっさんに蒼が「ふーん、そんなのあるんだ」と返事をする場面が映し出され、動画は幕を閉じる。
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