「再起の糸口が他になかった」広末涼子約25年ぶりのライブ決定も…女優再開の目途ナシで見え隠れする「復帰後の窮状」

23年7月、本誌が目撃した広末

「再起の糸口が他になかった」広末涼子約25年ぶりのライブ決定も…女優再開の目途ナシで見え隠れする「復帰後の窮状」

8月8日(木) 18:45

《音楽を通して自分に表現できること。音を介して、喜びや感謝を伝えることができたなら。これまでも、これからも、ありがとうの気持ちを届けたい。このライブで、この全てが実現できることを目指して、夢見て挑みたいと思います。是非、会いに来てください。お待ちしています》

8月7日、約25年ぶりとなるコンサートが発表された広末涼子(44)。「Best Day Ever」と題し、12月9日、19日、20日に東京・丸の内「COTTON CLUB」で開催される。

「19日と20日は2ステージ行われるそうで、料金は全席指定で12,800円(税込)。約1時間にわたるコンサートで、広末さんは自らの楽曲だけでなくカバー曲も歌唱するそうです」(音楽関係者)

コンサート開催にあたって、冒頭のようにコメントを寄せた広末。昨年6月に人気シェフ・鳥羽周作氏(46)とのW不倫が発覚する以前は、女優業を中心とした活動が目立っていた。だが歌手活動については、積極的とは言えなかった。

広末は’97年4月に、竹内まりや(69)が作詞・作曲を手がけた『MajiでKoiする5秒前』で歌手デビュー。’99年2月に日本武道館など全国3カ所、計4日間にわたって「RH DEBUT TOUR 1999」が実施されたが、コンサートはそれきりとなっていた。

翌’00年には7作目のシングル『果実』がリリースされたが、8作目のシングル『キミの笑顔』がリリースされたのは’20年12月。音楽番組『みんなのうた』(NHK)で放送するため、竹内が書き下ろした楽曲だった。この間にもリミックスアルバムやベストアルバムがリリースされていたが、アーティストとして音楽番組に登場する機会はほとんどなかった。

いっぽう不倫が発覚する前までは、’19年から『テレ東音楽祭』(テレビ東京系)のMCに就任していた広末。番組内では自らの楽曲を歌うことに、消極的な姿勢を見せる場面もあったという。

「’19年6月の放送では、広末さんのデビュー曲やセカンドシングルなど過去の映像が流れました。国分太一さん(49)から“いまも自分の曲を歌う?”と尋ねられると、広末さんは『絶対歌わないです』『あれは10代だったから歌えた歌』と返していたのです。

また、’22年5月放送の『あさイチ』(NHK)にゲスト出演した際は、アーティスト活動に対する葛藤を明かしていました。歌うこと自体は大好きだそうですが、歌手活動を行うなかで“自分の存在がアイドルのようになってしまった”と違和感を抱いたといいます。

当時は宇多田ヒカルさん(41)など、広末さんと同世代の実力派アーティストが台頭した時期でもありました。そうした存在に対して、“提供してもらった楽曲を歌っているだけなのはどうなんだろう”と自らに疑問を抱いてしまったそう。それ以降は歌手活動から離れ、女優業に専念するようになったと振り返っていました」(芸能関係者)

プライベートでは昨年7月に離婚をし、今年2月に26年間所属していた芸能事務所「フラーム」を退所した広末。44歳の誕生日を迎えた今年7月18日には、ファンクラブ「NEW FIELD」も立ち上げた。

精力的に再起を図っているようだが、唐突なコンサート開催には苦しい事情があるのではないかと指摘されている。

「最近では、来年2月に開催される地元・高知のマラソン大会にゲスト出演することが発表されました。しかし地上波ドラマはともかく、映画や舞台などでも女優復帰するという話は聞こえてきません。また、不倫騒動によるイメージは払拭しきれていない状況です。女優業はオファーされることで成立することがほとんどですが、コンサートなら自主的に開催しやすい。観客には不倫報道関係なく応援する濃いファンが集まるでしょうし、いまの広末さんに頼れる数少ないビジネスということなのでしょう」(前出・芸能関係者)

広末の歌唱姿を「もう1度見たい」と願っていたファンもいたようで、Xやネットでは《これは行きたい!!》《見たいと素直に思った》《行くわ》と歓喜の声が。だが女優復帰の前に歌手活動を再開させることに、困惑する声も上がっている。

《鬼メンタルやな》
《すっかり、興ざめしてしまったわ。。》
《メディアに出る機会無くしたからかライブ?》
《今まで歌でずっと勝負をしてきた人なら分かるが、お芝居やバラエティが中心だった人が関係各所から断られ、再起の糸口が他になかったから歌に行き着いたという感じが強い。 25年も空けて今更歌で、というのも歌手を本業にしている人達に失礼だと思う》

web女性自身

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