インクルーシブな音楽活動を続ける「こどもの城合唱団」。こども家庭庁でパフォーマンス

インクルーシブな音楽活動を続ける「こどもの城合唱団」。こども家庭庁でパフォーマンス!/こども家庭庁

インクルーシブな音楽活動を続ける「こどもの城合唱団」。こども家庭庁でパフォーマンス

8月6日(火) 15:00

 インクルーシブな音楽活動を続ける「こどもの城合唱団」。こども家庭庁でパフォーマンス!
ときに手話を交えて歌う曲も

昨年発足した「こども家庭庁」は、子どもにまつわる行政の担当を一本化し、社会全体で子どもを育てることを目指しています。子育て世代の強い味方「こども家庭庁」が、とくに力を入れているのが「こどもまんなかアクション」です。今回は、このアクションと、それを広げる「こどもまんなか応援サポーター」であり、インクルーシブな音楽活動を長年続けてきた「こどもの城合唱団」の来庁パフォーマンスについてご紹介します!

■こどもや子育てを応援する「こどもまんなかアクション」とは?
こども家庭庁が取り組む「こどもまんなかアクション」とは、すべての人がこどもや子育て中の方々を応援する、といった社会全体の意識改革を目的としています 。
「こどもまんなかアクション」を進めるのは、「こどもまんなか」の趣旨(下記参照)に賛同してくれる「こどもまんなか応援サポーター」です。サポーターは、それぞれ個別にアクションに取組み、その情報をSNSなどで発信します。こども家庭庁も、その内容を公式LINEなどを通じて発信します 。さらには、こども家庭庁と応援サポーターが、活動を連携したり、意見を交換したり、公共の場でのこどもや子育て当事者への配慮がなされるような取組みを一緒に進めたりもします。
こどもまんなか応援サポーターの数は増加を続け、今では36道府県282の市区町村、1452 の団体・企業・個人が参加しています[2024年7月8日現在]。

【こどもまんなかの趣旨】
こどもまんなかの趣旨


■こどもまんなか応援サポーター「こどもの城合唱団」が来庁!
7月30日~8月2日、こども家庭庁では省庁の仕事を知ってもらうために、子どもたちに大臣室を解放しました。それに先駆けた7月29日、こどもまんなか応援サポーターでもある「こどもの城合唱団」が来庁し、加藤鮎子こども政策担当大臣やこども家庭庁の方々が見守るなか、パワフルな歌のパフォーマンスを披露しました。
こどもの城合唱団のメンバーと加藤大臣


こどもの城合唱団は、1985年、国立児童総合センター「こどもの城」のオープンに先駆けて結成された合唱団です。2015年の「こどもの城」閉館後も、3歳から82歳までの世代や性別、国籍や障害の有無を超えた多様性のある団員約250名が在籍し、音楽を通したインクルーシブ活動を続けています。2021年に行われた「2020東京パラリンピック」では、閉会式の国歌斉唱を務めました。現在はNHK-Eテレで放送中の「ワルイコあつまれ」でも合唱を担当し、活躍中です。

今回来庁したのは小学1年生から20代までの42名。オリジナル曲『すばらしい出会い』に始まって、手話も披露した『パワフルパワー』、目の不自由な団員の見事な独唱が心に響く『ふるさと』など、ときに元気なダンスも交えながら全8曲を歌い上げました。
ときに手話を交えて歌う曲も


加藤大臣(下の写真中央)からは「すてきな歌とパフォーマンス、どうもありがとうございます。みなさんのエネルギーを感じ、みなさんのハッピーが伝わってきて、私もハッピーになりました。みなさんが届けてくれた『みんなハッピー』というメッセージは、まさにこども家庭庁が目指していること。これからも社会にハッピーを送り続けてくださいね」というコメントが贈られました。
加藤鮎子こども政策担当大臣が子どもたちのパフォーマンスを見守る


その後、合唱団のみんなは一足早く大臣室開放を体験。1人ずつ大臣席に座って記念撮影をしたり、挨拶をしたり。さらに、用意された黒板に、自分が行いたい政策のアイデアを書き出して、大臣気分を満喫しました。
大臣席に座ってみる子どもたち

自分がしたい政策のアイデアを黒板に書き出す


ほかにも、記者会見室で自分の抱負を述べたり、こども家庭庁オリジナルの「こどもまんなか」缶バッジづくりを体験したりと、普段できない経験をたくさんした子どもたち。みんなでワイワイ楽しそうに盛り上がっていました。
こども家庭庁の記者会見室で記念撮影


■あなたもなれる!こどもまんなか応援サポーター
こどもの城合唱団のような、こどもまんなか応援サポーター活動に興味が出てきた、というあなた。じつは、こどもまんなか応援サポーターに参加するには 、申請や届出などの手続きは一切必要ありません !こどもまんなかの趣旨に賛同し、身近な「こどもまんなか」なアクションを実行して、SNS で「#こどもまんなかやってみた」をつけて発信するだけです。それだけで、今日からあなたも立派な、こどもまんなか応援サポーターです!

「こどもまんなか応援サポーター」参加の流れ
①「こどもまんなか」の趣旨に賛同する

②サポーター自身が考える「こどもまんなか」なアクションを実行する
こども・ 若者に意見を聴き、尊重したうえで、何ができるのか 。その答えはさまざまで、正解なんてありません。それぞれにできる、こどもまんなかに向けたアクションをぜひ実行してみましょう 。

③自分や団体のアクションを発信したり、地域社会に広く参加を呼びかけたりする
SNS(X、Instagramなど)やYouTube 上で、それぞれのアクションを「#こどもまんなかやってみた」 をつけて発信します。事前にこども家庭庁に登録すれば、下記のかわいい「こどもまんなかマーク」も使用できます。もちろん、ハッシュタグつき投稿を「いいね」するだけでもOKですよ。
こどもまんなかマーク


こども家庭庁のHPには、子どものこと、育児のことが相談できる窓口の情報や、子育て中の方向けの情報も満載です。また、子どもが自分で相談窓口を見つけたり、こども基本法についてクイズで学べたりする「こども向けホームページ」もあるので、ぜひ一度お子さんと一緒にのぞいてみてくださいね!






文=高梨奈々


【関連記事】
子どもや子育てにやさしい「こどもまんなか社会」を目指す、「こどもまんなかアクション」キックオフイベント!
子どものネット依存、ゲーム依存。「どこからが依存症?」と不安に思った時の判断基準チェックリスト
「いつまでもダラダラとスマホばっかり!」と思ったら、子どもが動画やゲームに費やす時間を可視化してみよう
お腹のたるみをどうする?産後のメンテナンスにはお金がかかる
同じ両親から生まれても、全然違う子どもたちの話
レタスクラブ

生活 新着ニュース

合わせて読みたい記事

編集部のおすすめ記事

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ