【写真】初日を控え心境を語る上田竜也
上田竜也(KAT-TUN)が、8月5日に都内で開催された舞台「PARCO PRODUCE 2024『破門フェデリコ~くたばれ!十字軍~』」(8月6日[火]より上演)の初日前会見に、佐々木蔵之介、那須凜、栗原英雄、六角精児、阿部修英、東憲司と共に登壇した。
■舞台「PARCO PRODUCE 2024『破門フェデリコ~くたばれ!十字軍~』」
舞台「PARCO PRODUCE 2024『破門フェデリコ~くたばれ!十字軍~』」は、キリスト教に支配されていた中世ヨーロッパで、当時の最高権力者のローマ教皇から最大の罪である「破門」を3度言い渡されながら、たった一人で時代の門を破り、次の時代をこじ開けた皇帝フェデリコの活躍を描く。実の息子をも敵に回し、敵である異教の君主と友情を育むなど、誰も思いもよらない方法で前人未到の道に進もうとした男の真実を描き出す。
13世紀、中世ヨーロッパ。神聖ローマ帝国皇帝となったのがフェデリコ2世(佐々木)。100年やっても決着しない戦争の無駄に気付き、得意のアラビア語を駆使し敵の長、アル・カーミル(栗原)と文通。十字軍を停戦させ、奇跡の平和を築く。だが、教会の意に沿わぬ和平は教皇グレゴリウス(六角)の怒りを生み、中世最大の罰「破門」を受けることになる、というストーリー。上田はフェデリコの息子・ハインリヒを演じる。
■上田竜也「お客さんの前で感情を爆発させて、すばらしいものを届けたい」
会見では、上田が初日を明日に控えた心境について「早く明日にならないかなとわくわくしています。7月、1カ月みっちり稽古をやってきて、もうとにかくお客さんの前で感情を爆発させて、すばらしいものを届けたいなと思っております」と述懐。
また、初共演となる佐々木について「芝居を見させていただいて、その圧倒的な芝居力に『すごいな』と。蔵之介さんの存在感に圧倒されました」と印象を語り、「何より気使いのすごい方で、シーンごとに良かったら『良かったよ』って言ってくれますし、『もっとこういう気持ちでやってもいいんじゃない?』というところも遠慮なく言ってくださるので、信頼して付いて行っています」と明かした。
■上田竜也「(佐々木)蔵之介さんがいっぱい差し入れをくれる」
そんな中、報道陣から「(フェデリコとハインリヒは)確執のある役どころですが、役作りのためにあえて距離を保つみたいなことはなかったのでしょうか?」という質問が寄せられると、上田は「最初は『ちょっとそうなるかな』って思っていたんですけど、蔵之介さんがいっぱい差し入れをくれるので、餌付けされました(笑)」とジョークを交えて答え、会場を沸かせた。
◆取材・文=原田健
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