【写真】息子と目線を合わせる真吾(向井康二)杉野遥亮が主演を務めるドラマ「マウンテンドクター」(毎週月曜夜10:00-10:54、カンテレ・フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第5話が、8月5日(月)に放送される。放送に先駆けて八嶋智人からコメントが到着した。
■山岳医療の現場を描く作品
本作は、信濃総合病院の山岳医療の現場に放り込まれた青年医師が、さまざまな思いを抱えた山岳医や患者と触れ合い、現実と向き合いながら成長していく姿を、圧倒的なリアリティーと壮大なスケール感で描く山岳医療ドラマ。長野県松本市を舞台に描かれる。
■八嶋智人「そんなに役作りをしない俳優ですが(笑)」
第5話では、山岳医療チーム“MMT(マウンテン・メディカル・チーム)”のリーダーでありながら、山岳医療に否定的な小宮山(八嶋)が、ついに初めての山小屋泊まり込み診療へ。そんな小宮山を熱演中の八嶋からコメントが到着。
八嶋は、役どころについて「救命救急医としては経験を重ねてきたけれど、山岳医療に関しては新人で、新しいことに挑戦する難しさを感じている役どころです。プライドが高く、“山岳医療ってめんどくせぇな”と思っている考えが、今後どう変わっていくのか…そんな小宮山の変化も見せどころなのかなと思います」とコメント。
また、緊迫感のあるシーンが続く中、トラウデン直美演じる早紀とのクスッと笑える掛け合いも見どころのひとつ。八嶋は「作品の中ではコンビのような感じなのですが、乗馬をやっているという共通点があったり、僕の妻と同じくらいの身長で、すごくやりやすいです。休憩中もよくお話ししているのですが、これ以上一緒の時間を過ごしたら好きになってしまいそうなので気をつけます。トラウデンさんは1ミリも思っていないでしょうけど…(笑)」と、冗談交じりに話し、笑いを誘った。そして、手術シーンの撮影では「初めて、本当に電気が通っている電気メスで肉を切る経験をしました」と言い、「基本的にはそんなに役作りをしない俳優ですが(笑)、監修してくださっている先生を忠実にまねるようにしています」と明かした。最後に「僕らなりの化学反応でチームになっていく様子を、視聴者の方もその一員になって見届けていただけたらうれしいです!」とメッセージを寄せた。
■「マウンテンドクター」第5話あらすじ
第5話は――
山での死亡者ゼロをかなえるため、周子(檀れい)は医師が一刻も早く山へ救助に行けるよう、病院でレスキューヘリを所有しようと考える。しかし、日本ではまだ前例がなく、周子は国の認可を取得するため、まずは県に協力を要請。医療政策課から純家健一(松尾諭)が視察にやってくるが、純家はMMTの活動に懐疑的で、説得するには確かな実績を上げなければならない。
一方、心臓に疾患を抱えながらも、歩(杉野)の指導を受け、登山好きだった亡き妻の足跡をたどり登山を楽しんでいた宇田(螢雪次朗)は、妻の節子が生前、ブログに「宝石箱のようだった」と書き残した、夕暮れに照らされる美しいテントサイトの景色を見るべく、これまでより険しい山にチャレンジしようと考えていた。歩の許可を得て念願だった山を登り始めた宇田は、途中、同じテントサイトを目指す中林尚樹(高島豪志)・麻里子(新原ミナミ)夫妻に出会う。その仲むつまじい姿に思わず自分たち夫婦を重ね、生前の妻にしてやれなかった夫婦での登山を楽しむ尚樹と麻里子をほほ笑ましく思う宇田。
ところがその晩、テントの中で休んでいた中林夫妻が襲撃され、麻里子が頭部に重傷を負ってしまう。襲ったのは、近ごろ出没件数が急増しているクマ。慌てて夫妻のテントに駆けつけた宇田は、動転しながら歩に電話をかける。歩はすぐさま、テントサイトに向かう途中の鮎川山荘に連絡を入れ、この日、初めての当番で山小屋診療所に泊まり込んでいた小宮山と連携をとるが、宇田は重傷を負った麻里子を助けるために彼女を背負って山荘まで下山することを決める。
――という物語が描かれる。
■真吾のパパとしての一面も
公式ホームページなどで見ることのできる予告動画では、クマに襲撃された山での様子が描かれ、宇田から連絡を受けた院内にいた歩が飛び出すと、江森(大森南朋)から「お前が行ってどうする」と腕を掴まれる。しかし、夜明けの救助まで待てないと歩は山へ向かう。
また、認知症の疑いがある歩の父が「俺のどこか悪いのか?本当のことを言ってくれ」と病院で歩の母に問いかけている場面や、これまで焼き鳥店で働く姿のみ描かれてきた真吾(向井康二)が、屋外でカジュアルな服装に身を包み、パパとしての一面をのぞかせる場面も。
動画の最後では、救急処置室で歩が取り乱している様子が映し出される。
視聴者からは、「歩先生に何があったの」「宇田さんとの絡みまた見れるのうれしい」「しんちゃんのパパの姿楽しみ!」などの声が上がっている。
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