紫式部ゆかりの地・石山寺(滋賀県大津市)で開催中の「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館/(同時開催)源氏物語 恋するもののあはれ展」の展示内容が、2024年7月18日にリニューアルした。
【写真】館内に入ると、吉高由里子さんのウェルカムメッセージVTRとまひろ(紫式部)の大判ビジュアルが引き続きお出迎え
「大河ドラマ館」では、ききょう(清少納言)の女房装束(十二単)、まひろ(紫式部)やききょう(清少納言)に関わる小道具などを新たに展示。「恋するもののあはれ展」ではキービジュアルと展示イラストが新たな作品に変更されている。
■物語の進行に合わせて展示内容がリニューアル!(光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館)
ききょう(清少納言)が身に着けた女房装束(十二単)を新たに展示。あわせて、第16回放送「華の影」にて描写された、藤原定子との「香炉峰の雪(こうろほうのゆき)」の場面の解説パネルも新設している。
また、まひろ(紫式部)の石山詣にまつわる小道具、ききょう(清少納言)の「枕草子」に関わる小道具、「『光る君へ』が描くびわ湖大津」をテーマとした特集パネルが追加。
登場人物のアクリルスタンド16人分が勢ぞろいしているほか、2024年8月28日(水)からは4Kシアターの映像もリニューアルを予定している。
■書き下ろしイラストの展示パネルがリニューアル(源氏物語 恋するもののあはれ展)
イラストレーター・mameさんによる描き下ろしイラストで源氏物語の和歌を表現した展示パネル6枚が新登場。また、mameさんによる“平安時代と現代のつながり”をテーマにしたキービジュアルもお披露目されている。
■SNS投稿で、展示イラストのシールがもらえる
「源氏物語 恋するもののあはれ展」では、展示会場内で撮影した写真をSNSに投稿すると展示イラストのオリジナルシールがもらえるSNSキャンペーンを実施中。詳細は現地の案内やスタッフに確認を。
■展示イラストはポストカードとなって発売中
今回のリニューアルで登場したmameさんのイラストのほか、前半期に展示していたイラストレーター・日菜乃さんの作品は、ポストカードとなって「石山寺物産館 紫 -MURASAKI-」限定で販売されている。
■「大河ドラマ館」「恋するもののあはれ展」基本情報
展示名称:光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館/(同時開催)源氏物語 恋するもののあはれ展
開催期間:2024年1月29日~2025年1月31日(金)
※期間中原則無休
開催場所:「大河ドラマ館」石山寺明王院/「恋するもののあはれ展」石山寺世尊院
開催時間:9時~17時(最終入場16時30分)
入館料:中学生以上600円、小学生300円
※石山寺の参拝には別途入山料が必要
アクセス:JR石山駅/京阪電車 京阪石山駅から京阪バスで約10分「石山寺山門前」バス停から徒歩2分。または、京阪電車 石山寺駅から徒歩10分
主催:大津市大河ドラマ「光る君へ」活用推進協議会
今回の企画について担当者に話を聞いてみた。
ーー今回のリニューアルの狙いは?
今回のリニューアルでは、ドラマの進展に合わせた展示のリニューアルを行うことでドラマの世界をより楽しんでいただくとともに、一度来館された方にもリピートしていただきたいという想いで進めています。
ーー今回のリニューアルのイチオシは?
大河ドラマ館はききょう(清少納言)の女房装束(十二単)です。ファーストサマーウイカさんが撮影で実際に使用したもので、あでやかな正絹で織られた重ねの美しさは必見です。恋するもののあはれ展はイラストレーター・mameさんによる新たなイラスト6点およびキービジュアルです。「心に秘めた恋」をテーマに源氏物語の和歌を選定し、現代に置き換えてイラストで表現してもらっています。
ーーユーザーへのメッセージは?
大津でしか見ることができない展示を紫式部が源氏物語を起筆した場所と伝わる石山寺の境内で楽しめます。平安時代や平安文学(源氏物語)に詳しくない方や大河ドラマを見ていない方でも楽しめると思いますので、ぜひお越しください。
※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
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