二児の母でモデル・俳優の佐々木希さんが夏野菜カレーのレシピ動画をYouTubeで公開しました。
「料理しながら片付けていきたいタイプ」
2018年9月に第一子長男を、2023年4月に第二子を出産している佐々木希さん。「YouTubeの1本目、どんな動画がいいかな?」とSNSでファンに問いかけたところ、「料理動画がいい」というコメントが多かったといい、夏によく作る「夏野菜カレー」のレシピ動画を公開しました。
佐々木さんは普段、お気に入りの青果店で野菜を発注しているそうで、食材にはこだわりアリ。今回は大親友・大政絢さんの知人が経営する北海道のトマト農園からたくさんのトマトが届き、トマトをたっぷり使った夏野菜カレーを作ります。
トマトのほかに使う野菜は、ズッキーニ、パプリカ、タマネギ、ニンジン、ニンニク、ショウガ。佐々木さんいわく「カレーは子どもも好きだし、大人も(チリパウダーなど)辛いスパイスを後から追加して食べたりしてる」、食卓には頻繁にのぼるメニューのようです。
市販のカレールウは使わずいつもスパイスから作っており、「3~4種類あれば簡単にできる」と明かす玄人肌の佐々木さん。使用するスパイスは、ターメリックパウダー、クミンパウダー、コリアンダーパウダーで、あればローレルも加えます。
スパイスや材料を揃えたら、いざカレー作りへ!佐々木さんはニンニクとショウガをすり下ろしながら、「ほんとにほんとに適当に作ってるから、参考にしていただいてもいいけど、すみません」「料理は毎日のようにしてるんだけど、おしゃれなものでもないし、なんてことない普通の料理を作ってるので……」と謙遜しますが、見事な手際の良さです。また、「料理しながら片付けていきたいタイプ」で、「ごちゃごちゃしてるとワケがわかんなくなる」ため、野菜が入っていた袋や皮などをこまめに片付けます。
タマネギ、ニンジン、ズッキーニ、トマトは、子どもたちが食べやすいよう細かくカット。トマトを切っている途中で切りにくさを感じ、おもむろに「ちょっとここで包丁を研ごうかな」と包丁研ぎをする場面も。研ぎ終わって再びトマトを切ると、切れ味が格段に上がったようで、「切れる~! やっぱ包丁研ぐと切れるよね~! 研ぎたて最高」と可愛すぎる笑顔がこぼれました。
ちなみにカレーはお肉の種類によっても味が変わってきますが、今回佐々木さんは子どもも食べやす豚ひき肉を使用しています。
「野菜だけの水分でこんなにおいしそう!」
あとで焼く用のパプリカ以外の具材をすべて切り終わったら、愛用している大きな鉄の中華鍋で順に炒めていきます。最初にニンニクとショウガを炒めて香りが出てきたらタマネギも炒め、ニンジン、豚ひき肉、ズッキーニを入れていきます。最後にたっぷりのトマトを投入。「(トマトの)皮は気になる人はとってね。私は湯むきが面倒くさすぎるから」とざっくばらんなスタイルには親近感も沸きますね。
塩、醤油、酒で味を調整したら、ローレルを投入。いわく、「ローレルを入れておけば何となくそれっぽい味になる」のだそうです。カレーの具材を煮込んでいる間に、土鍋でお米を炊きつつ、子どもが大好きなトウモロコシも蒸していきます。カレーにはいつもすり下ろしたリンゴを入れるそうですが、この日はリンゴがなかったため、リンゴのスムージーを途中で加えていました。
オリーブオイルを垂らして塩を少し振ったパプリカをグリルで焼きます。カレーの具材を20分ほど煮込んだら、ここでスパイスの登場。クミン、ターメリック、コリアンダーを1:1:2の割合で加え、さらに煮込んで完成です!
「お水は一切入れていません。野菜だけの水分でこんなにおいしそう!」と佐々木さん。確かに無水調理だったのにしっかりカレーになっています。炊きたてごはんと一緒にお皿に盛り付け、グリルしたパプリカをのせてできあがりました。
一口食べると、「夏の野菜に、味の濃さ、最高!」と満面の笑みが。「お肉は種類を変えると味も変わってくるけど、子どもも食べるから今回は豚のひき肉にしました」と説明。途中で、チリパウダーをカレーに少し振りかけて味変した佐々木さん。「うーん、これでしょ、絶対これ。おいしい! 辛い! 最高!」と、満足のいく味に仕上がったようです。
スパイスを使ったカレーは難しそうなイメージがありますが、佐々木さんは「適当に作ってもおいしくできる。夏の野菜って味が濃いからカレーにもってこい」と太鼓判。動画を参考に作ってみたくなる、簡単でとってもおいしそうな夏野菜カレーでした!
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