【写真】威厳が凄まじい…鋭い眼光のマーロン・ブランド“ヴィトー”
アル・パチーノらが出演する「ゴットファーザー」3部作を、BS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)の放送枠「土曜ゴールデンシアター」にて、8月3日(土)より3週にわたって放送する。今回の放送では、1作目で声優の山路和弘が、2・3作目では野沢那智がそれぞれマイケル(アル・パチーノ)の吹替を務めたバージョンをお届け。そしてこのたび、山路からのコメントも到着した。
■「ゴッドファーザー」3部作のあらすじ
8月3日(土)夜8時からは、「ゴッドファーザー」を放送する。本作は、フランシス・フォード・コッポラ監督が、マフィア一家の栄光と悲劇を重厚に描いた壮大なファミリードラマの第一章。コルレオーネ・ファミリーのドンとしてアメリカ暗黒街に君臨するヴィトー・コルレオーネ(マーロン・ブランド)が、敵対するファミリーに襲撃され重傷を負う。父親の命が狙われたことを知った三男・マイケル(アル・パチーノ)は復讐の鬼と化す――。
8月10日(土)夜8時からは、「ゴッドファーザー PART II」を放送。本作は、コルレオーネ・ファミリーのドンになったマイケルの苦悩と復讐を描く。ヴィトー亡き後、コルレオーネ・ファミリーを継ぎ、強大な力を得た三男のマイケル(アル・パチーノ)は、本拠地をラスベガス郊外のタホ湖畔へ移す。そして、シシリーからの移民だった若き日のヴィトー(ロバート・デ・ニーロ)に思いを馳せるマイケルだったが――。
8月17日(土)夜8時からは「ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネの最期」を放送。ファミリーを守ってきたマイケル(アル・パチーノ)は老境にさしかかり、自分の犯した罪に苦悩していた。やがて彼は一族の裏事業を全て合法的なビジネスにしようとする――。
■山路和弘 コメント
私の中で間違いなく言い切れるのは、この映画(特にPART Iだが)は、史上最高の作品であるということ。泣きたいほど堪らない配役、心疼くあの郷愁。出逢えたことを心から感謝している。
アルパチーノの持つ、周りを緊張させる、あの眼差し。あの目の中の炎を若い役者達は皆(当時は私も)、震えながら見ていたはずである。だから、自分が日本語吹替をする日が来るとは夢にも思わなかった。
そして、演じてみると、マイケルはこんなにも我慢しなければならないのか、苦しすぎる、常に爆発寸前で保ってる。喉が枯れてくる。これは言い訳か。野沢さんは、こんなダミ声に引き継がれるとは心外だったろうと思う。さすがに“III”だけは譲ってくれなかったが…。
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