マット・デイモンが、俳優のジェシー・プレモンスとの外見の類似性を認めた。米エンタメ情報番組「アクセス・ハリウッド」のインタビューで、デイモンは率直に「間違いなく(似ている)」と語った。
プレモンスは近年、ジェーン・カンピオン監督作「パワー・オブ・ザ・ドッグ」、マーティン・スコセッシ監督作「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」、ヨルゴス・ランティモス監督作「憐れみの3章」といった話題作に次々と出演。その演技力で注目を集めている。
一方のデイモンは、ダグ・リーマン監督の新作「インスティゲイターズ強盗ふたりとセラピスト」の公開が控えている。共演のケイシー・アフレックとホン・チャウと共に「アクセス・ハリウッド」に出演したデイモンは、プレモンスとの類似性について興味深いエピソードを明かした。
「2000年の映画『すべての美しい馬』で、ジェシーが私の若い頃の役を演じる予定だったんだ」とデイモンは語る。
「彼が撮影現場に来たとき、スタッフが興奮していて。5人くらいが僕のところに来て『この子が君にそっくりなの、信じられないよ』って言うんだ」
結局そのシーンは編集でカットされたが、デイモンは当時11歳だったプレモンスと写真を撮ったという。
「信じられなかったよ。彼は僕が子どもの頃よりも僕らしく見えたんだ。僕の11歳の顔は、大人になった僕のようには見えなかった。でも彼は完全に僕そのものだった。あれは本当に奇妙な体験だった」
共演者のアフレックも、プレモンスがデイモンに似ていると指摘。「声も似てるし、しぐさも似てる」と語ると、デイモンは「彼は素晴らしい俳優で、見ていて感動する」と称賛を惜しまない。
現在53歳のデイモンと36歳のプレモンスには17歳の年齢差があるが、デイモンは「彼と何か一緒にやれたらいいなと思う」と将来の共演に意欲を見せた。
一方、プレモンス本人は以前のインタビューで、デイモンとの類似性について「あまり感じない」と述べていた。しかし、「その比較は光栄」とも付け加えていた。
ともに実力派俳優として認められる2人だが、この「そっくり説」が今後どのような形でそれぞれのキャリアに影響を与えるか、注目が集まっている。
【作品情報】
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憐れみの3章
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