「マトリックス」シリーズや「ジョン・ウィック」シリーズで、最強のアクションを披露し、敵をなぎ倒してきたキアヌ・リーヴス。その一方で、プライベートでは死について常に考えているようだ。
【写真】キアヌに似てる?アメコミ『BRZRKR』ビジュアル
この度、自身のコミックブック『BRZRKR(原題)』を基にした小説『The Book of Elsewhere(原題)』を、イギリスのSF作家チャイナ・ミエヴィルと共同執筆したキアヌ。同作のプロモーションで受けたBBCニュースのインタビューで、「僕は59歳ですから、死について常に考えています」と語った。
PageSixによると、2人の書いた『The Book of Elsewhere』は、数百もの文明を生き抜き、死を望みながらも死ぬことのできない戦士の物語が紡がれる。コミック版の主人公は、四角いアゴとくしゃくしゃの黒髪を持ち、数々の喪失を経験したキャラクターで、親友リヴァー・フェニックスや元恋人を亡くし、ブレイクのきっかけとなった『ビルとテッドの大冒険』(1989)の撮影中には、死を覚悟するほどのバイク事故にも遭っているキアヌ自身を思わせるそうだ。
俳優や作家のほか、バンド活動をするなど、アーティストの顔を持つキアヌは、「クリエイティブな行為というのは、突き詰めると痛みからくるものです」とも話している。
なお、『BRZRKR』は、2021年にNetflixが実写映画化とアニメシリーズ化を発表。キアヌは実写版映画で主演とプロデューサーを兼務することがわかっている。『The Book of Elsewher』は、7月23日にペンギン・ブックスから発売された。
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