【写真】かわいらしい笑顔を見せる愛野アイ(CV:水橋かおり)
未来形ヒーリングアニメ「ARIA The ANIMATION」のセカンド・シーズン「ARIA The NATURAL」(2006年放送、全26話)が、BS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)にて8月1日(木)より、毎週木曜夜11時30分に放送される。そこで今回は、“出会い”をテーマに描かれる本シーズンのあらすじや見どころを紹介していく。
■穏やかな日常をほっこり描くヒーリングアニメ「ARIA」シリーズ
地球暦2301年、水の星・AQUA(アクア)の観光都市、ネオ・ヴェネツィアを舞台に、地球(マンホーム)出身の水無灯里(CV:葉月絵理乃)が街の交通手段の中心であるゴンドラのウンディーネ(水先案内人)になるため、「ARIAカンパニー」で奮闘する「ARIA」シリーズ。
AQUAの四季が織りなす美しい風景を舞台に、灯里と周囲の仲間たちの優しい日常をつづったほんわか系の未来型ヒーリングストーリーとして、多くのアニメファンに親しまれている。
慌ただしい日常の中でなかなか気づくことのできない“身の回りにある幸せ”を思い返したり、心を癒してくれる要素がふんだんに盛り込まれている。
そんな「ARIA」シリーズのセカンド・シーズンとなる「ARIA The NATURAL」は、前作「ARIA The ANIMATION」のスタッフ&キャストはそのままに、さらにナチュラルで優しい世界へ視聴者を誘う。本シーズンのテーマでもある“出会い”に沿って、出会いを見守る街としてのネオ・ヴェネツィアの“素敵”が描かれ、優しさと切なさが入り混じった物語が展開されていく。
■「ARIA The NATURAL」あらすじ
第1話の舞台となるのは、ネオ・ヴェネツィアに最も観光客が集まるという、年明けのカーニヴァル。灯里が友人のアイ(CV:水橋かおり)とともにカーニヴァルへ向かい、アリス(CV:広橋涼)や藍華(CV:斎藤千和)たちと合流し楽しいひと時を過ごすが、18世紀に実在したアイドル・カサノヴァの仮装をした集団を見つける。
その後、カーニヴァルを満喫した4人は再びカサノヴァの集団に遭遇する。4人がその正体を暴こうとすると、灯里とアイはいつの間にか見知らぬ場所へたどり着く。するとそこにはカサノヴァがおり、灯里たちがついて行こうとすると、そこにいた子供に必死に止められる。
実は彼女たちを止める子供の正体は、灯里が所属する「ARIAカンパニー」のアリア社長(CV:西村ちなみ)だった。その後、カサノヴァの正体も判明し――。
また新たな出会いを果たした灯里たち。本作ではこうした“出会い”を通して灯里が成長していく姿や、回を追うごとにキャラクターの魅力が深掘りされていく。
■アニメを通して味わえる極上のヒーリング体験
ネオ・ヴェネツィアで繰り広げられる灯里の成長が、穏やかにやわらかく描かれる本シリーズ。特にセカンド・シーズンは、“ヒーリングアニメ”としての特色が色濃く表れていると好評だ。1話ごとに何か大きな事件が起こるわけではないが、何気ない日常の1コマや小さな出来事が幸せだと感じる灯里たちによって、心が浄化されていくような気分を味わえる。ネット上でも、「忙しい現代人にこそ必要なアニメ」といったコメントが寄せられている。
また、登場人物一人ひとりの個性的なキャラ設定にも注目したい。主人公の灯里は、「はひ~」や「ほへ~」など不思議な発言をすることも多いが、人一倍感受性が強くロマンチスト。友人のアリスは一見不愛想で気が強そうに見えるものの、実は人に優しくかわいらしさに溢れている女の子だ。
本作はこうした魅力的なキャラクターたちと、温かみのある音楽や澄んだ映像が相まって、より“ヒーリング度”の高い作品に仕上がっている。
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