リメイク版「9時から5時まで」脚本家のディアブロ・コーディ、オリジナル版との違いは職場の世代対立

リメイク版「9時から5時まで」脚本家のディアブロ・コーディ、オリジナル版との違いは職場の世代対立

7月31日(水) 11:00

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「タリーと私の秘密の時間」「ヤング≒アダルト」の脚本家ディアブロ・コーディが、リメイク版「9時から5時まで」の脚本が完成したことを明かした。

1980年の映画「9時から5時まで」(コリン・ヒギンズ監督)は、大企業で働く女性3人が日ごろコキ使われている上役に共同で復讐を企むという風刺コメディ。ドリー・パートン、リリー・トムリン、ジェーン・フォンダが主演した。

企画準備が進行中のリメイク版は、ジェニファー・アニストンがプロデュースする。先週末のサンディエゴ・コミコンで米EWの取材に応じたコーディは、「すごく面白かったのは、オリジナル版はビジネスの世界と男女の対立に焦点を当てていたことです。私には、対立の多くが世代間で起こっているように見えます。例えば職場でのZ世代とベビーブーマー世代の対立です。上の言うことを聞き流す術を学んだ世代が今いかに台頭してきているか。驚くべきことだけれど、これは新しい進化だと思います」と語った。

また、コーディは「ビジネスの世界には、我慢しろと言われて仕方なくそうしている他の世代の人たちもいます。つまり、そこには間違いなく文化的な衝突があり、『これはコメディとして描くのにぴったりだ』と思ったんです」と明かした。なお、リメイク版の監督やキャストはまだ決定しておらず、製作にはもう少し時間がかかる見込みだという。

【作品情報】
タリーと私の秘密の時間

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写真:Shutterstock/アフロ
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