仲間由紀恵が主演を務める『ごくせん』が、Huluにて史上初の全シリーズ配信されることが決定した。Hey! Say! JUMP・高木雄也らが出演する2008年放送の第3シリーズは初配信となる。
【写真】『ごくせん』第3シリーズ開始から15周年懐かしの“3年D組メンバー”の現在
ジャージにメガネにおさげ髪の熱血教師・ヤンクミ(仲間由紀恵)と生徒による生き生きとしたやりとりや、思わず涙する展開が魅力の本作は、最高視聴率32.5%を記録するなど大ヒット。2002年に第1シリーズ、2005年に第2シリーズ、2008年に第3シリーズが放送され、今回すべてのシリーズを一挙配信する(第2シリーズは現在も配信中)。
第1シリーズ(2002年)で、不良だらけの悪名高き男子校にやって来た新米教師・山口久美子(通称ヤンクミ)。不良グループのリーダーは、教師を殴って前の学校を退学になった沢田慎(松本潤)。その取り巻きには、内山(小栗旬)、南(石垣佑磨)、野田(成宮寛貴)、熊井(脇知弘)がいた。
しかし、久美子は、荒くれ者の生徒たちの脅しにピクリともしない。なぜなら、彼女の実家は泣く子も黙る任侠・大江戸一家だったのだ。ようやく夢にまで見た教師になった久美子は、家業をひた隠しにするが、心の中には任侠に裏付けられた熱い正義感があり、筋の通らないことは許せない。しかも、幼い頃からたたき込まれた喧嘩はめっぽう強く、次々と起こる事件を豪快に正していく。
第2シリーズ(2005年)では、勤めていた「白金学院高等学校」が閉校になり職を失っていたヤンクミが、ひょんなことから優秀な生徒が集まる男子高校「黒銀学院高等学校」に赴任する。また教壇に立つことができると、喜び勇んで出勤した久美子。だが担任となった3年D組には、小田切竜(亀梨和也)と矢吹隼人(赤西仁)をはじめ、土屋光(速水もこみち)、武田啓太(小池徹平)、日向浩介(小出恵介)ら、学校中からうとまれる問題児ばかりが集められていた。
生徒たちは教師を信用せず、あてにもしていない。もちろん久美子の言うことなど聞くはずもなく…。しかも黒銀学院には、以前対立関係にあった猿渡五郎(生瀬勝久)が教頭として勤務しているのだった。
第3シリーズ(2008年)の舞台は、私立赤銅学院高校。手のつけられないワルばかりを集めた3年D組に手を焼いていた教頭・猿渡五郎は、理事長の赤城遼子(江波杏子)から3Dをうまくまとめるよう命ぜられるが、まったく歯が立たない。自分の立場が危ういと感じた猿渡は 「不良たちを黙らすことのできる教師を連れてくる」と宣言し、南の島へ向かう。かつて同じ高校で教師をしていた熱血教師、ヤンクミを捜すために――。
南の島から帰り、赤銅学院高校の教師として働くことになった久美子。しかし担任となった3年D組では、緒方大和(高木雄也)、本城健吾(石黒英雄)、神谷俊輔(三浦翔平)と、風間廉(三浦春馬)、市村力哉(中間淳太)、倉木悟(桐山照史)の2つのグループが敵対していてた。
『ごくせん』第1~第3シリーズは、Huluにて7月31日より配信。
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