中島健人主演、映画初出演のmiletがヒロインを演じる三木孝浩監督の劇場公開最新作のタイトルが『知らないカノジョ』(2025年2月28日公開)に決定。スチール写真とキャストのコメントが到着した。
【写真を見る】『おまえの罪を自白しろ』では、堤真一と共演した中島健人
本作はユーゴ・ジェランが監督を務めた映画『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』(19)を原作にしたラブストーリー。30歳を迎えた節目の年に最初の映画となる本作で中島は、夢を目指していた大学時代から成功、挫折を経て、全てを取り戻そうと奔走する20歳〜28歳の主人公の人生を演じる。一方、映画初出演となるシンガーソングライターのmiletは、シンガーソングライター活動と、すれ違いの結婚生活に不満を募らせるヒロイン役に挑戦する。
大学時代にお互い一目惚れして結婚したリク(中島)とミナミ(milet)。小説家を目指していたリクは、ミナミのサポートのかいもあり、ベストセラー作家になる。一方、歌が好きだったミナミは歌手の夢がままならず、毎日仕事ばかりで忙しいリクとのすれ違いの生活に孤独を感じていた。そんなある日、リクの心ない一言がきっかけで2人は大喧嘩してしまう。翌朝リクが目を覚ますとミナミの姿はなく、出版社に打ち合わせに行くも出会う人々と全く話がかみ合わないことに戸惑いを覚える。なんと人気作家だったはずの自分は文芸誌の一編集部員になっていて、街には天才シンガーソングライターとして活躍する、自分とは知り合ってもいない“前園ミナミ”の姿と曲が溢れていた…。
タイトル決定に合わせてこのたび解禁となったのは、大学時代にお互いに一目惚れをして付き合い始めたばかりの頃のリクとミナミの姿。1つのイヤフォンを使って2人で音楽を聴いて、授業中であることも忘れて2人だけの世界に浸ってしまう幸せな教室での一コマが収められている。
また、2人が声をそろえて達成感を語るクランクアップの瞬間の様子と、クランクアップ直後のコメント映像も到着。撮影を終えたばかりの中島は「感慨深いです!」と興奮気味に切り出すと「個人的にグループを卒業してターニングポイントの時期に迎えた作品でもあるので、自分の人生の中で本当に大きな節目になる作品」とコメント。また念願叶った三木孝浩とのタッグについては「いいターニングポイントで三木監督と出会えたなと思う」「今じゃなきゃダメだった」と強く感じたそうで、miletとの共演についても「お互いに良い呼吸でお芝居できたと思います」「miletさんがアドリブで引っ張ってくれた部分もあって、すばらしかったです。自分も感化されて刺激を受けた」と撮影を振り返っている。
miletも初めての映画撮影に大きな達成感を感じたようで「自分が普段大好きで観ている映画というものが、こんなに長い期間同じメンバーで1つの目標に向かって走り続けるものなんだ」と体感したとのこと。さらに「映画の内側に入るのがすごく楽しかった」と語り、中島との共演については「想像以上にすごく明るくて面白い方」「1つのものを作るということに対する愛情や、その真摯な姿勢がものすごくまっすぐで素敵でした。私もそこから色々学ばせていただくところが多かったです」と語っている。
グループを卒業し、30歳を迎えた中島にとって最初の映画となる本作。映画初出演となるmiletとのコラボレーションをスクリーンで堪能したい。
■<コメント>
●中島健人(神林リク役)
「感慨深いです。個人的にグループを卒業してターニングポイントの時期に迎えた作品でもあるので、自分の人生の中で本当に大きな節目になる作品だと思っています。僕が10年以上憧れだった三木監督と、ようやく銀幕の舞台でお仕事できて本当に嬉しいですし、日本の歌姫と言われているmiletさんと映画で共演できることも本当に光栄に思っております。いいターニングポイントで三木監督と出会えたなと思うし、監督もこのタイミングだったんじゃないかと言ってくださってすごく胸を打たれました。三木監督の作品を今演じるのはすごく自分にとって意味があるし、いまじゃなきゃダメだったんだとクランクアップして強く思っています。miletさんとはお互いに良い呼吸でお芝居できたなと思います。TVで見ている歌手の方だったので演技のイメージが全然なかったのですが、読み合わせの時からすごく映画慣れしているような空気感で、クランクインして最初のほうは1日中点描でアドリブの多いシーンを撮影したのですが、まだ距離感や関係値がないなかでアドリブをやるのは難しいんです。でもmiletさんがアドリブで引っ張ってくれた部分もあって、すばらしかったです。自分も感化されて刺激を受けて、リクとしてミナミと呼吸を合わせにいくのが日に日に楽しくなっていきました」
●milet(前園ミナミ役)
「初めての映画出演での演技経験で不安だったのですが、毎日楽しい三木組で、毎日明るいリクくんに引っ張ってもらいながらミナミを演じることができました。自分が普段大好きで観ている映画というものが、こんなに長い期間同じメンバーで1つの目標に向かって走り続けるものなんだというのを自分が内側に入って体感し、普段自分が活動している音楽の現場とは全く違う世界だなと思いました。自分の知らない自分とも出会っていくというこの過程が、本当に毎日が自分の変化に気づける時間で、ものすごく私の人生のためにもなったし、どんどんミナミのことも好きになっていけて、映画の内側に入るのがすごく楽しかったです。そして、リクくんにもたくさん色んな感情をもらいました。ちゃんとお話しするのも今回初めてでしたが、想像以上にすごく明るくて面白い方で、場の空気を作り上げてくださり、1つのものを作るということに対する愛情や、その真摯な姿勢がものすごくまっすぐで素敵でした。私もそこから色々学ばせていただき、リクくんとも出会えてよかったです。大好きな三木監督の作品で初めての映画出演というのが忘れられない人生の経験になりました。これからもこの経験を活かして色々なことに挑戦していきたいと思います」
文/スズキヒロシ
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