吉高由里子が主演を務める大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合ほか)第29回「母として」が28日に放送され、複数の登場人物が悲劇に見舞われる展開が描かれると、ネット上には「退場ラッシュ」「一気にいなくなるのつらい」などの声が相次いだ。
【写真】姉・詮子(吉田羊)を見つめる道長(柄本佑)『光る君へ』第29回「母として」場面カット
まひろ(吉高)の娘、賢子(永井花奈)は数えの3歳になった。優しい宣孝(佐々木蔵之介)に賢子もなつき、家族で幸せなひとときを過ごしていた。ところが任地に戻った宣孝はそれ以降、まったくまひろの元に姿を見せなくなる。
そこからしばらく後、宣孝の正妻の使者がやってくる。使者はまひろに宣孝が急病で亡くなり、すでに葬儀もすませたことを告げる。まひろはあまりに唐突な知らせを受け入れられない。
1人で呆然とするまひろのもとに、賢子がやってくる。宣孝の死をまだ理解できない賢子が無邪気に「父上は?」と聞くと、まひろは涙をこぼしながら我が子を抱きしめるのだった…。
一方の宮中では、道長(柄本佑)の姉・詮子(吉田羊)の体調が芳しくない。ある日、土御門殿で詮子の40歳を祝う儀式が盛大に執り行われる。しかしその裏で、伊周(三浦翔平)は道長への復讐のために呪詛を仕掛ける。
儀式が進む中、詮子が倒れてしまう。道長は詮子の看病を続けるものの、程なくして詮子は死去。道長は涙ながらに姉の最期を看取ることとなった。
第29回は宣孝と詮子が相次いで亡くなるという衝撃的な展開に。ネット上には「何よ今日は…2人も…」「退場ラッシュだなぁ…」「人が死にすぎる今日」といったコメントや「一気にいなくなるのつらい」「悲しすぎる」「退場者が続くのは寂しい」などの投稿が集まっていた。
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