7月29日(月) 18:00
PFF(ぴあフィルムフェスティバル)が企画、製作、公開までトータルで映画をプロデュースする長編映画製作援助システム「PFFスカラシップ」の最新作『道行き』が、『第46回ぴあフィルムフェスティバル2024』でお披露目される。
これまでに橋口亮輔、矢口史靖、李相日、荻上直子、石井裕也をはじめ、現在活躍する監督たちのデビュー作を送り出してきた「PFFスカラシップ」。最新作となる『道行き』は、『おばけ』でPFFアワード2019グランプリを受賞し、フィルマドリッド(スペイン)最優秀賞受賞、全州国際映画祭(韓国)出品を果たした中尾広道が監督を務め、今年3月に奈良県御所市、6月に岐阜県本巣市で撮影された。
主演は大河ドラマ『光る君へ』の藤原行成役で話題の渡辺大知が務め、共演には、本作が役者としては映画初出演となる、人形浄瑠璃文楽の人形遣いで重要無形文化財保持者(人間国宝)の桐竹勘十郎らが名を連ねた。
お披露目上映は9月19日(木) 夜に開催。中尾監督と渡辺も来場する予定だ。
<作品情報>
第28回PFFスカラシップ作品
『道行き』
2024年/白黒/80分(予定)
監督・脚本・編集:中尾広道
出演:渡辺大知、桐竹勘十郎、細馬宏通、田村塁希、大塚まさじ
【あらすじ】
奈良県御所市に代々暮らす梅本(桐竹勘十郎)が所有していた古民家を購入した駒井(渡辺大知)は、大阪から移住し改修工事を進めている。その様子を見に来る梅本が語る昔の町や家に流れてきた時間の話が、駒井に大切な風景を思い出させる。そしてふたりの中で、旅の景色はゆっくりと広がっていく。
<イベント情報>
『第46回ぴあフィルムフェスティバル2024』
日程:9月7日(土)~21日(土)
会場:東京・国立映画アーカイブ ※月曜休館
『ぴあフィルムフェスティバル in 京都2024』
日程:11月9日(土)~17日(日)
会場:京都・京都文化博物館 ※月曜休館
公式サイト:
https://pff.jp/jp/
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