看板になぜ大きく“BR”の文字?「サーティワン アイスクリーム」に聞いてみた

看板になぜ大きく“BR”の文字?「サーティワン アイスクリーム」に聞いてみた

7月29日(月) 8:51

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「サーティワンって何?」と聞かれたら、誰もが「アイスクリーム屋さん」と答えるだろう。「サーティワン アイスクリーム」は国民的人気アイスチェーンとしてその名を知られている。

謎の看板「Baskin Robbins」

その看板には「サーティワン」よりも大きく「Baskin Robbins」と書かれていることをご存じだろうか。「Baskin」と「Robbins」の間に「BR」と大きく書かれている。BとRの一部の色を変えて「31」を目立たせており、「BR」は「Baskin Robbins」の頭文字をとったものだと予想できる。

おそらく「バスキン ロビンス」と読むであろう英字の「Baskin Robbins」とは一体何なのだろうか?皆さん一度は見たことがあるであろう看板の謎について、「サーティワン アイスクリーム」のPR担当者に聞いてみた。

――看板で目にする「Baskin Robbins」の由来について教えてください。

PR担当者: サーティワン アイスクリームは、創設者である バートン・バスキン アーヴィン・ロビンス が、第二次世界大戦中の南の島で出会い、古いフリーザーで、島の様々なフルーツを使ったアイスクリームを作ったのが創業のきっかけでした。

その後、1945年にアーヴィン・ロビンスがアメリカのカリフォルニア州グレンデールにアイスクリームショップ「Snowbird」を開業。1946年にバートン・バスキン氏が同州パサデナにアイスクリームショップ「Burton’s」を開業しました。2人が義理の兄弟であったこともあり、この2店が1947年に統合した後、1953年に店名を2人の名前に由来する 「Baskin Robbins」 に変更し、現在に至ります。

日本ではなぜ「サーティワン アイスクリーム」なのか

――なぜ日本では「サーティワン アイスクリーム」と呼ばれているのでしょうか。

PR担当者: 1973年日本にサーティワン アイスクリームが上陸した際、「バスキン ロビンス」では日本人にはわかりづらい、認知されにくい、と思った事業展開者が、豊富な種類のフレーバーをネーミングに "お客様に1か月(31日間)毎日違った美味しさを楽しんで欲しい" という願いから「サーティワン アイスクリーム」にしました。

――日本以外の国では「バスキン ロビンス」と呼ばれているのでしょうか。

PR担当者: 台湾でもサーティワン アイスクリームとして展開しております。そのほかの国々ではバスキン ロビンスで統一されています。

謎の英字の正体は創業者2人の名前で、看板にはその名が刻まれ続けている。海外でいつものアイスが食べたくなったときは「バスキン ロビンス」の場所を尋ねるとよいだろう。

<取材・文/日刊SPA!編集部>



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