【写真】おじさん2人ののんびり電車旅に癒される
食いしん坊のための雑誌「dancyu」(プレジデント社)の元編集長・植野広生が、ずっと食べたい“日本一ふつうで美味しい”レシピを学ぶ「日本一ふつうで美味しい植野食堂 by dancyu」(毎週月~木曜よる6時、BSフジ)。同番組のスピンオフ番組「植野食堂 ふるさと駅弁作りの旅福井編」が7月27日(土)昼2時から放送される。俳優の六角精児をゲストに迎え、“ローカル線沿線の食の魅力”に注目した駅弁づくりが見ものだ。
■ローカル線の食の魅力が詰まった駅弁をつくる旅
「植野食堂 ふるさと駅弁作りの旅福井編」はローカル線にスポットを当て、食の魅力が詰まった駅弁を作って応援するSDGs特別編企画の第2弾。前回の秋田編に引き続き、六角とともに旅をしながら駅弁を作っていく。
今回は、北陸新幹線金沢―敦賀間の開業により注目を集めている福井県が舞台。地元の弁当店協力のもと、敦賀駅から延びるローカル線「小浜線」の新たな名物となる駅弁を目指す。
まずは腹ごしらえと2人が立ち寄ったのは、敦賀駅に程近い「千束そば」。地元の人たちに愛され、お昼時にはいつも満席の地元に愛される名店で福井名物のソースカツとそばに舌鼓を打つ。
1962年生まれで今年62歳という多感な年頃の植野と六角。前回の放送から2年ということもあり、小浜線の車内ではお互いの変化や近況などを報告し合う場面も見られた。そんな植野と六角は、沿線のさまざまな場所でその土地の食を味わい、駅弁のメニューを検討していく。
昆布の老舗である「奥井海生堂」では、植野がおぼろ昆布削りに挑戦。また民宿「村上」の名物・煮付けにも注目するなど、幅広いアイデアを求めて沿線各所を歩き尽くす。
三方五湖や若狭湾など沿線の風光明媚な眺めを楽しみながら、美味しいお酒と福井の名物を堪能。地元の料理人さんや生産者との心温まる出会いを通して、沿線の魅力がつまったオリジナルのふるさと駅弁作りに試行錯誤する。
沿線の魅力はもちろん、酒好きの2人の理想ともいえる「植野食堂」特製の駅弁。植野自ら手売り販売し、100個完売を目指す。
■食のスペシャリストと鉄道好きが力を合わせて駅弁作り
植野は“全国の食いしん坊のための食と暮らしを豊かにする体験型メディア”「dancyu」の元編集部長として、長年に渡り食の魅力を世の中に発信し続けてきた人物だ。うなぎ屋や珈琲店、アイスクリーム店など多数の飲食店でアルバイトを務めるなど、もとから食と触れ合う機会は多かったという。
今回のテーマは「鉄道」×「食」=「駅弁」。植野と一緒に旅をする六角は「六角精児の呑み鉄本線・日本旅」という冠番組を持ち、プライベートでも鉄道旅へと出かけるほどの鉄道好きとして知られている。
食に詳しい植野と鉄道好きな六角。どちらの強みも存分に発揮できる同番組だが、紹介される情報だけでなく目をキラキラさせて楽しむおじさんたちの姿にも注目だ。食と鉄道という、お互いの“推し”を合体させる駅弁づくり。豊かで柔軟な発想と、“より良いものを”という妥協なく研ぎ澄ませる本気っぷりを見て欲しい。
景色と地域の人と交わす何気ない会話、そして六角と植野ののんびりしたやり取りに癒される同番組。酒好きの2人らしいお弁当は果たして完売なるのか、注目したい。
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