世界的アーティストの村上隆「SHOGUN 将軍」を絶賛「勇気をもらった」プロデューサー陣と念願の対面

左からレイチェル・コンドウ、吉井虎永の兜をつけた村上隆、ジャスティン・マークス

世界的アーティストの村上隆「SHOGUN 将軍」を絶賛「勇気をもらった」プロデューサー陣と念願の対面

7月26日(金) 13:00

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米テレビ界の“アカデミー賞”といわれる第76回エミー賞で、ドラマシリーズ部門にて作品賞、主演男優賞(真田広之)、主演女優賞(アンナ・サワイ)、監督賞など、主要部門を含む22部門・最多25ノミネートされた「SHOGUN 将軍」のエグゼクティブプロデューサーであるジャスティン・マークスとレイチェル・コンドウが、日本を代表する現代アーティストの村上隆と対面を果たした。本作に惚れ込んだという村上たっての希望で実現した対面の模様をとらえた特別映像(https://youtu.be/SwaAIqCBiCA)が公開された。

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本作は、1980年にアメリカで実写ドラマ化され、驚異的な視聴率を記録したジェイムズ・クラベルのベストセラー小説「SHOGUN」を、新たに映像化したもの。関ヶ原の戦い前夜の日本を舞台に、徳川家康や石田三成ら歴史上の人物にインスパイアされた、将軍の座を懸けた陰謀と策略が渦巻く物語を紡ぎ出す。

「ディズニープラスへの加入を友だちに勧めました。10人ほど」と、本作に深い愛情を注ぐ村上。実は、マークスとコンドウも以前、ロサンゼルスで開催された村上の展示会初日に足を運んだほどの村上ファンだといい、今回の対面場所となった村上率いる「カイカイキキスタジオ」を訪問する際には、真田演じる吉井虎永の兜を持参。その兜をサプライズで贈られた村上は、早速頭にかぶって、満面の笑みを浮かべた。

一方、村上は、この日のために作ったという、本作のビジュアルに「お花」のモチーフがちりばめられた特製のクッキーを贈呈。精巧に作られた美しいクッキーと、クッキーを準備した村上の心遣いに、マークスとコンドウは感激しきりだ。村上は、「あの城のなかの情景がとても印象的でした。襖絵が」と、本作の美術や衣装についても大絶賛。本作のプロダクションデザインを手がけ、エミー賞にもノミネートされているヘレン・ジャービスのポッドキャストを検索して聞いていたというエピソードまで飛び出した。

「私は日本人ですけど、日本の哲学がなんであるかは理解していなかった。私の芸術界における立場だと、例えば、アメリカに行って日本の文化を翻訳して説明しないといけない。でも、今回はあなた方が、私に日本文化をもう一度説明してくれた」(村上)

また、主演を務める真田とは同世代で、「彼(真田)がインタビューで言うんですよね。これがスタートポイントだと。驚きました。彼の歳で『スタートポイント』だと。彼から勇気をもらった。このドラマから勇気をもらった。私も何かやらなければいけないってね」と、本作から受けた強い刺激を、熱く語った。

村上、マークスとコンドウの対談は2時間以上に及び、ジャンルこそ違うが、同じクリエイター同士の3人は、有意義な意見交換を通して、すっかり意気投合。村上の代表作で、日本の伝統的な絵画などの要素や、現代のポップカルチャーの要素が融合された代表作「審判の日」の前で記念撮影も行い、この貴重な機会を締めくくった。

「SHOGUN 将軍」(全10話)はディズニープラス「スター」で独占配信中。

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