成田凌「大きく力強い一歩に」撮影の裏側を語る<降り積もれ孤独な死よ>

「降り積もれ孤独な死よ」第3話が7月21日に放送/(C)井龍一・伊藤翔太/講談社(C)ytv

成田凌「大きく力強い一歩に」撮影の裏側を語る<降り積もれ孤独な死よ>

7月23日(火) 13:03

「降り積もれ孤独な死よ」第3話が7月21日に放送
【写真】成田凌”冴木”の手を握る吉川愛”花音”

成田凌主演のドラマ「降り積もれ孤独な死よ」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系/Hulu・TVerにて配信)の第3話が7月21日に放送。冴木仁役の成田凌と瀧本蒼佑役の萩原利久からコメントが到着した。

■予測不能な結末へ誘うヒューマンサスペンス

同ドラマは、原作・井龍一、漫画・伊藤翔太による同名コミック(講談社)をベースに、オリジナル要素を付け加えて映像化。

13人の子どもたちの白骨死体が見つかった、通称・灰川邸事件から7年。一人の少女の失踪事件をきっかけに、灰川邸事件の現場に残されていた謎のマークが再び浮かび上がる。過去と現在、2つの事件の謎が降り積もる中で真相が紐解かれていく、スリリングなヒューマンサスペンスドラマ。

凄惨な事件を捜査する主人公の刑事・冴木仁を成田、冴木の前に現れる謎の女性・蓮水花音を吉川愛、事件が起きた屋敷の持ち主で容疑者でもある灰川十三を小日向文世が演じる。ほか、黒木メイサ、山下美月、佐藤大樹(FANTASTICS from EXILE TRIBE)、野間口徹、萩原利久らが顔をそろえる。

■予想外な展開を迎えた第3話

子供13人を殺害した疑いで逮捕され、自供していた灰川十三(小日向)が、留置場で首を吊っていた。刑事の冴木仁(成田)は、灰川の行動はすべて“真犯人”をかばうための可能性が高いのではないかと考えていた。そんな中、蓮水花音(吉川愛)が突き落とされた時間に“顔に傷がある男”がいたことがわかる。一方、灰川邸では花音をはじめ、生き残った子どもたち――蒼佑(萩原利久)、マヤ(仲万美)、悟(松本怜生)、優磨(カカロニ栗谷)――で集まっていた。他の子どもたちが去っていく中、一人その場に残る蒼佑。

2024年。記者の森燈子(山下美月)は、行方不明の家出少女・美来の手首にも“リッカ”のマークがあったことについて、灰川邸事件で生き残った子どもたちの誰かが関わっているのではと考えていている。
「降り積もれ孤独な死よ」第3話より


■成田凌、萩原利久コメント

互いの想いをぶつけ合うシーンを演じ、成田は「萩原利久さんとは初めての共演、そしてこの作品の中でもまだ数回しか会っていませんし、会話も少ししかしていません。それでも蒼佑と冴木として、同じ思い出を共有し、同じ苦しみを抱え、まるで0地点が同じであったかのように、ふたりの距離があいていました。このマイナスからのふたりで踏み出した一歩は、決してプラスには届かなくとも、大きく力強い一歩になったと思います」と冴木と蒼佑として向き合えたことを振り返った。

さらに萩原は、「長い目で見ても蒼佑にとってはひとつのターニングポイントとなるシーン。蒼佑のいろんなバックボーンを考えても、あのシーンは本当に無駄な部分はなくて、一言一言に本当に思いがあり、これまでの蒼佑や、これからの蒼佑を含むシーンだったかなと思います。本当に良い緊張感の中で演じさせて頂きました」と語り今後のストーリーに繋がるシーンとなったことを語った。

■成田「大きく力強い一歩」

――冴木と蒼佑お互いの想い、辛い経験を吐露するシーンがありました。実際お2人で演じてみて感じたことを教えてください。

成田:萩原利久さんとは初めての共演、そしてこの作品の中でもまだ数回しか会っていませんし、会話も少ししかしていません。それでも蒼佑と冴木として、同じ思い出を共有し、同じ苦しみを抱え、まるで0地点が同じであったかのように、ふたりの距離があいていました。このマイナスからのふたりで踏み出した一歩は、決してプラスには届かなくとも、大きく力強い一歩になったと思います。

これはテレビドラマという作り物、偽物ですが、あそこにはどこか本物の空気がありました。全スタッフが作り出してくれた空気、熱量にも感謝します。監督の、ここ3話の一番大事なシーンだから!というリハーサル前の一言だけ余計でした。笑嘘です、締まりました。感謝してます。長々とすみません、全部忘れて楽しんでみてください。

萩原:めちゃくちゃ緊張感ありましたよ。台本だといくつものシーンにまたがっていますが、一気にぶっ通しで撮影したのでシーンとして長いですし、一言一言がすごく重くて。お互いがなかなか今まで言ったことないことをお互いにぶつけるっていうシチュエーションだったので。

僕は最大限その緊張感が活きたんじゃないかなって思います。なかなか体育館で2人で話すってないし、あんな広い中で大きな声で話すわけでもないのに聞こえるんですよね。小さい声でも2人しかいないと静寂。静寂の中で声を出すのはすごく緊張しましたし、そうした1つ1つの要素が全ていい方に繋がったんじゃないかなと思います。

長い目で見ても蒼佑にとってはひとつのターニングポイントとなるシーン。蒼佑のいろんなバックボーンを考えても、あのシーンは本当に無駄な部分はなくて、一言一言に本当に思いがあり、これまでの蒼佑や、これからの蒼佑を含むシーンだったかなと思います。本当に良い緊張感の中で演じさせて頂きました。

■第4話見どころ

冴木仁(成田)は、蓮水花音(吉川)に“顔に傷がある男”の写真を見せ、見覚えがないか尋ねた。男は、灰川十三(小日向)が死亡した後、署の周りの監視カメラに映っていた人物。花音が襲われた現場付近でも“顔に傷がある男”が目撃されていた。男はリッカのマークを持っており、灰川邸事件の関係者である可能性が高い。

冴木は、神代健流(杢代和人)ではないかと考えていたのだ。写真の男が健流かどうかはわからない、という花音だったが、健流が灰川をはじめ、ともに暮らしていた子どもたちを恨むことになったであろう出来事を語り出す。

さらに、健流から灰川には血の繋がった“本当の子ども”がいる話を聞いたことがあると明かした花音。犯人は、灰川の実の子どもの可能性があると指摘し、灰川の過去を辿れば、事件の真相に繋がる手がかりがあるのではないかと言うのだった。そんな中、冴木は、瀧本蒼佑(萩原)から、灰川の故郷にまつわる重要なヒントを聞くことに。灰川の過去が少しずつ明らかになる中、ついに冴木たちは“顔に傷がある男”と対面することになる。


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