もうすぐ、パリオリンピック、パラリンピックが開催となるが、五輪ならずとも海外でスポーツ観戦したいと思う人が多いだろう。本場で活躍する日本人選手を応援しに行きたいなどの理由で、国外でのスポーツ観戦を目的とした渡航を検討する人も少なくないようだ。そこで、阪急交通社（大阪市）では海外でのスポーツ観戦に関するアンケート調査を実施。調査は4月3日～4月8日に行い、全国、20代以上の男女581人が答えた。

実際に海外でスポーツ観戦をしたいと思っている人の割合を調べると、15.0%の人が「とてもしたい」、20.0%の人が「したい」と回答。合わせて3割以上の人が、海外でスポーツ観戦をしたいと思っている。その理由としては「本場の雰囲気を楽しみたいから」（40.4%）、「見たい試合や大会があるから」（37.9%）、「応援したいチームがあるから」（33.5％）などが多い。



海外で観戦したいと思うスポーツの種類をランキング化（複数回答で質問）してみると、1位にランクインしたのは「野球」で、53.7%の人が選んだ。これは大谷翔平選手の影響が大きいかもしれない。2位に入ったのは「サッカー」で47.8%となるなど、さすが人気の高いスポーツだ。以下「バスケットボール」（26.1%）、「テニス」（19.2%）、「モータースポーツ」（14.3%）、「バレーボール」（13.3％）と続いた。