【写真】10年後とは思えない!ショートボブがキュートな2024年の石原さとみ
FOD・TVerで開催中の「#ドラ活 浸れ、超自分的ドラマ生活。」で6月の無料公開作にピックアップされて以来、2014年の“月9”ドラマ「失恋ショコラティエ」が再び注目を集めている。不倫だと理解しながら、小悪魔系人妻・紗絵子(石原さとみ)にのめり込んでいく爽太(松本潤)…。「もうどうでもいい」と恋に全振りする爽太の激情が描かれた第9話を振り返る。(以下、ネタバレがあります)
■「一人でいる時よりも孤独な気がする」
第36回講談社漫画賞(少女部門)を受賞した水城せとなの人気コミックをドラマ化した本作。一途な片想い男子・小動爽太は、学生の頃から12年思い続ける紗絵子への想いにケリをつけるため、バレンタイン・イブにとうとう告白。あっさりフラれて次の恋に踏み出すはずが、夫婦生活がうまくいっていなかった紗絵子は爽太のもとに転がり込んできた。
そして、紗絵子が爽太のチョコレートショップの2階に寝泊まりし、爽太も夜はそこに入り浸る…という日々が始まった。だが、夢にまで見た幸せな日々を過ごしながらも爽太の心は晴れない。「わからないんだよ、紗絵子さんが何考えてるのか。だから正直、抱きしめてても抱きしめてる感じがしない。一人でいる時よりも孤独な気がする」。爽太は店を手伝うオリヴィエ(溝端淳平)にそう打ち明けた。
■「ああ、これが恋だ。正も誤もない。これが…」
紗絵子の本当の気持ちが知りたい。その気持ちが募ったある夜、爽太は紗絵子に「そろそろ帰ったほうがいいんじゃない?」と聞いてみた。ため息をつき、うんざりした表情で「明日帰るよ。今までありがとね」と答えた紗絵子を見て、爽太の理性が飛んだ。
“あなたのこと、すべてなんてどうせわからない。知り尽くすことなんてできない。だったらなにもかも、もう、どうでもいいよ。あなたがどこの誰で、結婚してるのかどうかとか、もうどうでもいい。ただ、俺は…”。心の中でそうつぶやいた爽太。
「好きだよ、俺はあなたが好きだ」と、紗絵子を抱きしめ、“ああ、これが恋だ。正も誤もない。これが、恋だ”と、思考停止の恋に堕ちていく――。
12年間密かに想い続けた相手とついに結ばれても、その心が読めず孤独から抜け出せない爽太の想いが痛いほど切ない。ここから始まる最終章、爽太はさらに危険な恋の深みへとハマっていく。
今年4月からFODでは、本作を含めた人気のフジテレビドラマを毎月5作品分、FOD・TVerにて順次無料公開中。7月は木村拓哉主演で検察官たちの奮闘を描いた大ヒットドラマ「HERO」(2001年)や松本潤の月9初主演作「夏の恋は虹色に輝く」(2010年)などがラインナップされている。
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