【ヤマトよ永遠に】鳥海浩輔が語る新キャラと重厚なドラマ!

アニメージュプラス - アニメ・声優・特撮・漫画のニュース発信!

【ヤマトよ永遠に】鳥海浩輔が語る新キャラと重厚なドラマ!

7月18日(木) 12:05

名作『宇宙戦艦ヤマト』シリーズを現代にリメイクしたシリーズの最新作、『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第一章 黒の侵略』が7月19日(金)より劇場上映される。
1980年公開の劇場版『ヤマトよ永遠に』を再解釈し、全七章(全26話)の壮大なストーリーを展開する本作で、新キャラクター・北野誠也を演じるのが鳥海浩輔だ。
北野は地球防衛軍に所属、冷静沈着な指揮官であり指導者としての資質も高い優秀な軍人という人物。主人公・古代進や森雪たちとどんな関係にあり、物語の中でどんな役割をはたすのか?多くのファンの注目を集める北野について、そして本作の印象について、鳥海に語ってもらった。

●ヤマトといえば波動砲!●

――これまで『宇宙戦艦ヤマト』という作品にはどのように触れてこられましたか。

鳥海実は、あまり本格的には触れてこなかったんです(笑)。『ヤマト』の最初のシリーズが始まったのは1974年とうかがっていますが、僕自身は1973年生まれなので作品とほぼ同い年。ですから、いわゆる「ヤマト世代」は僕より少し上の世代の人たちかなと思います。とはいえ日本人なら誰でも知っていて、海外でも日本を代表するアニメ作品のひとつと受け取られている名作ですから。当然、ある程度は作品に触れたり、観たりしたことはあります――と、そんな距離感で接してきました。

――その範囲で結構ですので、『ヤマト』に対してどんなイメージが?

鳥海波動砲でしょうか(笑)。個人的に『ヤマト』に作品としてしっかり触れたのは現在のリメイク・シリーズからですが、その範囲で言うならば、もちろんヤマトなどメカの造型やSF的な世界観も人を惹きつけると思いますし、人間ドラマもしっかり描かれていますよね。また、異なる種族同士の関係性の問題などもしっかり描いているからこその物語の重厚さも、『ヤマト』の大きな魅力ではないかなと感じています。

――なかでも鳥海さんご自身が特に惹かれるポイントは?

鳥海……波動砲です(笑)。やはり男の子ならみんな、波動砲は好きだと思います。

――今作『ヤマトよ永遠に REBEL3199』の台本を読んで、どんな印象をお持ちになりましたか。

鳥海古代と雪が大変そうだなぁというのが第一印象です。そして、離ればなれになった二人がいかにして元に戻るのか、あるいは戻れないのか?という部分が物語の軸としてありつつ、他の人物たちにもそれぞれに思惑があり、「味方だからいい人」「敵だから悪い人」というシンプルな話ではなさそう……そう感じられる重厚なドラマが、しっかりと描かれているなと感じました。
ただ、現時点で僕が収録したのはおそらくまだ物語の序章にあたる部分までで。これから佳境に入るでしょうし、さまざまな事件が起こりそうな予感もあります。そういう意味では僕もこれから、観客のみなさんと同じようなタイミングで「おおっ!」と驚いていくのかもしれない。毎回、新鮮な気持ちで台本に向き合っていますし、かなり壮大な物語になりそうな気配もあるので楽しみにしています。

【関連画像】『ヤマトよ永遠に』壮大なストーリーの名場面を見る!(17枚)

●新キャラクター・北野誠也とは?●

――鳥海さんが演じるのは地球防衛軍の優秀な軍人・北野誠也です。今作で初登場、1980年公開の『ヤマトよ永遠に』にも登場しないオリジナルキャラクターですが、どんな人物か紹介をお願いできますか。

鳥海いまのところは、命令されたことを着実にこなす真面目な男だと感じます。第一章にはかつての教え子である若いクルーたちとのシーンがありましたが、真っ直ぐで厳しそうな人、あるいは周囲からそう思われている人という印象でした。でも、顔には意味深な傷があるし、彼なりに厳しい経験を乗り越えてきたという葛藤もあるようです。僕個人としては、物語の中心で何らかの役割を担ってくれたらいいなと思っていますが……とにかくいろいろ想像しながら今後を楽しみにしていただきたいキャラクターです。

――主人公・古代進の印象はいかがでしょう。

鳥海古代は単なるスーパーヒーローではないところが魅力だと思います。主人公らしい面もありつつ、とても人間くさい面も見せてくれる。そういう意味では北野とは真逆のキャラクターだと思います。今作ではかなり大変な状況に立たされて、なかなか自分の思い通りに動けず葛藤するシーンが多いと感じますが、だからこそ彼がどうなっていくのかが気になる。そういう意味でも素晴らしい主人公だと思います。

――北野と古代が直接絡む場面もあるのでしょうか?

鳥海今まで収録した範囲では古代と会話するシーンも少しありました。まだ詳しくはお話しできませんが……何となく北野が古代のことを気に掛けている雰囲気も、個人的には感じられました。ただ、古代側はまだ北野に心を開いてくれていないといいますか(笑)。彼は彼で自分の中で起きている問題に頭がいっぱいになってしまっているので、周囲とのコミュニケーションがあまり上手く取れていない状況のようです。そんな古代に北野がどう絡んでいくのかも楽しみではありますね。

――『ヤマト』という作品に参加してあらためて感じたことはありますか。

鳥海そうですね……最近はアニメの現場だとキャスト陣の中で僕が(年齢やキャリアで)かなり上のほう、時には一番上になってしまうことも多いのですが、今作には重鎮の方もたくさん出演されていて、そこに若手や今の最前線に立っている世代の面々も入ってバランスよく融合している。だからこそ重厚な人間のドラマが描ききれているのかなと感じます。観客のみなさんにもきっと、他の作品ではなかなか味わえない重厚さを感じていただけるのではないでしょうか。ぜひ期待して映画館に足を運んでいただければと思います。

【PROFILE】
鳥海浩輔
とりうみ・こうすけ/5月16日生まれ/神奈川県出身/アーツビジョン所属/『鬼滅の刃』(玉壺役)、『戦隊大失格』(グリーンキーパー役)などに出演
【関連記事】
・【史上初配信】『ゼロテスター[HDリマスター版]』全66話全話一挙配信/主題歌映像も公開!
・【ヤマトよ永遠に】注目のライバル関係に迫る!「小野大輔×古川慎」
・庵野秀明が企画・プロデュースで参加『宇宙戦艦ヤマト』放送50周年企画が始動
・『宇宙戦艦ヤマト劇場版』記念イベントにささきいさお&宮川彬良が登壇!
・【松本零士さんお別れの会】作品世界に寄り添う感動のお見送りを振り返る
アニメージュプラス

エンタメ 新着ニュース

合わせて読みたい記事

編集部のおすすめ記事

エンタメ アクセスランキング

急上昇ランキング

注目トピックス

Ameba News

注目の芸能人ブログ