日本勢4人目の制覇、ツアー複数回Vは9人目古江彩佳メジャーVに関する“あれこれ”

エビアンの地で古江彩佳が頂点に立った(撮影:佐々木啓)

日本勢4人目の制覇、ツアー複数回Vは9人目古江彩佳メジャーVに関する“あれこれ”

7月15日(月) 7:15

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<アムンディ・エビアン選手権最終日◇14日◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6523ヤード・パー71>

日本勢として”新メジャー女王”となった古江彩佳。興奮冷めやらぬなか、この勝利に関する“あれこれ”をまとめてみた。



渋野日向子もハグで新チャンピオンを祝福【写真】


2022年に米国女子ツアーに本格参戦した古江は、同年7月に行われた欧州ツアーと共催の「スコットランド女子オープン」以来となる海外ツアー2勝目をメジャーで達成。今季、米国女子ツアーでの13人目の優勝者となり、日本人では笹生優花(全米女子オープン)に続いて日本勢2人目の勝者となった。

これが今大会が13年にメジャー昇格して以降、初の日本人勝者。なお昇格以前は小林浩美(1997年)と宮里藍(2009年、11年)が大会を制している。また、エビアン選手権でメジャー初優勝を果たした6人目の勝者となり、過去にはキム・ヒョージュ(韓国)、リディア・コ(ニュージーランド)、アンジェラ・スタンフォード(米国)、ミンジー・リー(オーストラリア)、セリーヌ・ブティエ(フランス)がそれを達成している。

さらに日本勢としては4人目のメジャーチャンピオン。樋口久子(1977年・KPMG女子プロゴルフ選手権)、渋野日向子(2019年・AIG女子オープン)、笹生優花(21、24年・全米女子オープン)に続いた。また米ツアーで複数回優勝を達成したのは、日本人選手として9人目。樋口久子(3勝)、岡本綾子(17勝)、小林浩美(4勝)、福嶋晃子(2勝)、宮里藍(9勝)、野村敏京(3勝)、畑岡奈紗(6勝)、笹生優花(2勝)が複数優勝を記録している。

この勝利により優勝賞金120万ドル(約1億8900万円)を獲得し、キャリアにおける獲得賞金が500万ドル(約7億8900万円)の大台を突破した。さらに、2014年から始まった5つのメジャー大会で最も活躍した選手に贈られる「ロレックス・アニカ・メジャーアワード」のポイントランキングで首位(70pt)に立った。10pt差の2位タイにはネリー・コルダ(米国)、笹生、エイミー・ヤン(韓国)が続いている。なお、同賞の受賞者はメジャー最終戦「AIG女子オープン」(全英女子)終了後に発表される。


<ゴルフ情報ALBA Net>
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